スペインタイルギャラリー
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[2018年11月号]
スペインタイルアート工房に通われる生徒さんの作品や
展覧会、イベント等の様子等をこちらでご紹介します。
今回は東京教室の生徒さんのご自宅ギャラリーをご紹介します。
(隔月更新)

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 店舗名Kagurart®は、神楽坂+アートの造語であり、音楽やアートを誰もが楽しむことが出来、そのような人たちが集える場所になることを願って付けられました。

 

1階:
タイル制作工房&ギャラリースペース

 いずれ、教室としても利用します。

 

 床タイルは、スペインで見られる伝統的なデザインに憧れ、再現してみました。

 作成する前には、スペイン各地を廻り様々な現物を目に焼き付け、多くの写真を撮りました。

 組み合わせの素焼きタイルとのサイズ感が非常に大事で、これが大きすぎても小さすぎても、その良さが半減してしまうことを痛感しました。
 そのため現地スペインでは何処へ行くにもメジャーを持参の上、計測し記録しました。現地の方や、他の観光客の方にどんなに怪訝な顔で見られようと、一切気にせずに・・・。

 

 デザインは全部で11 種類、多くがスペインの伝統的な柄を再現していますが、オリジナルのもの(ギター)も入れています。予備を含めると合計200 枚、クエンカ技法で作成しました。

 作成するにあたっては、何度も壁にぶつかりましたが、その度に先生方に相談し、助けて頂きながら完成することができました。出来上がった時は、嬉しさ以上に、無事に完成することが出来た「安堵感」の方が勝っていたように思います。

 先生方、またこの制作中、応援して下さった教室の方々にお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 

地下:小スペースギャラリー

 

 この床タイルはマジョリカ技法で作製しました。こちらも200枚作製、デザインは10 種類、そのうち4種類は伝統的な柄を参考に、残りはオリジナルデザインです。

 上記のクエンカタイルも含め、床タイルとなると強度が求められるため、補強のための
コーティング作業にも時間を費やしました。

 

 床タイル合計400 枚を土から生み出すことは、振り返れば気の遠くなる作業でしたが、これらの完成したスペインタイルは、その苦労をはるかに上回る喜びを与えてくれました。

 日に日に愛情が増していく床タイルを通して、改めてスペインタイルの素晴らしさや魅力を痛感しています。

 

地下:音楽サロン&ギャラリー

 コンサートの開催、メディアによる取材活用、またワークショップや展示スペースとして活用しています。

 

 両サイドの棚は、展示台となっています。右写真のようにタイルを飾ったり、また、ピクチャーレールで天井から絵画を吊るすことも可能です。

 

お問い合わせ先:info@kagurart.com