＊写真はガイドブックより

★マリア・ピタ広場

　この広場が町の中心です。スペインでは、市庁舎がある広場を一般的にマヨール広場というと思いますが、コルーニャでは、このマリア・ピタ広場になります。３方はガラス張りのアーケードのある建物に、残り１方は市庁舎に囲まれています。

　広場の名前の由来は、16世紀にイギリスの海賊がコルーニャの町を襲ったとき、勇敢な女性マリア・ピタが町に侵入してきたイギリスの旗手を倒し、町は救われたことに由来します。そのマリア・ピタの像が広場の中心にあります。友人のお店はこの広場のすぐ近くにあります。

　写真の建物は市庁舎です。とても大きくて立派です。

マリア・ピタ広場の市庁舎

サルガデロス陶器のビールサーバー

　私もこのサルガデロスの陶器が大好きで、今までにいくつも買っちゃいました。

　我が家にあるサルガデロスをご紹介しますね。他にもありますが、飾りきれず押入れにも入っているくらい。

　私の１番のお気に入りは、額縁に入っているお面のようなもの。灯台をモチーフにしたもの、また女性が手を上げているものがありますが、これがマリア・ピタです。左側の帆立貝の杖をもった人形は、巡礼の地であるサンチャゴ・デ・コンポステーラで購入したもの。ホタテ貝は巡礼者のお守りです。手前の右にある杯の器は、ガリシア白ワイン（リベイロ）を飲む時に使う器です。

我が家のサルガデロス２

　そして友人のレストランの話。

　地元ではちょっとした“有名店”で、つい先日はウッディアレン監督が訪れた、とか・・・
　料理もさすがおいしくて、その中でもお勧めはこちらの二つ。

　ひとつめは「たこのガリシア風」です。
ゆでたこにパプリカやオリーブオイルをかけたもの。日本のスペイン料理屋で食べるよりも、厚切りでやわらかかったです。さすがスペイン、魚介類は本当に美味しいですね。

ペルセベス

　ふたつめは「ペルセベス」。カメノテという貝の１種です。塩茹でして食べます。爪の部分を折ると、中身がでるのでそれを口ですって食べます。見た目はグロテスクですが、味はおいしいですよ。

　これは日本ではなかなか食べられない。スペインの北部にいらした際はぜひトライしてみてください。

そして、せっかくタイル絵付けを習っているので、私はこのレストランにいくつかタイルのプレゼントをしました。

◆ 紋章タイル

　家紋のスペイン版という感じでしょうか？　レストランオーナーである友人の名字はこの紋章、と決まっているらしいです。それぞれの家に、こういった紋章タイルが飾られているのをよく見かけます。

予約表札

◆ 予約席札

　スペイン語で予約済みは「ＲＥＳＥＲＶＡＤＯ」と言います。いくつかデザインを変えて作ってみました。
　このデザインの１つは、世界遺産の灯台にしたのですが、灯台に見えますか？　ただでさえ、文字を書くのが苦手なのに、立体の物に文字を書いたのは初めての経験で、慣れるまで苦労しました。

◆ タイルプレート

　トイレ（ＳＥＲＶＩＣＩＯ）とようこそ（ＢＩＥＮＶＥＮＩＤＯ）のプレートも作ってみました。

レストラン外観

お店の情報です。

店　　名：YEBOLES
住　　所：c/Capitan Troncoso, 14
電　　話：981206220
営業時間：13:00 - 16:00／20:30 - 24:00
定 休 日：日曜日の夜、月曜日

＊毎年10月〜11月頃（不定期）に
　2週間位お店を閉めます。

　もし皆様がコルーニャに行く機会がありましたら、ぜひこちらのレストランへもお立ち寄り下さい。

MM　　タイル絵付け歴　約5年