2015.5月 スペイン旅行記

第4回 セビリアのホテル

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セビリア

 セビリアで宿泊した元修道院を利用したホテルが、タイルがいっぱいでとても素敵でしたので、紹介いたします。
 技法も色々あってとても参考になりました。(統一感がなく少しごちゃごちゃした感はありましたが。。。。)

 

  ホテルの部屋の扉の上に絵タイルがありました

 
宿泊した部屋の洗面所&風呂場です。
洗面所の鏡の周りの金色のタイルが豪華に見えます。
浴槽についているタイルはクエンカ技法でした。


階段と側面の壁はタイルでいっぱいでした。

パティオが数か所あり、マリア様を囲むようなタイルがありました。

 
マヨルカのタイルを使用した床です。ブルー一色がとてもシンプルで良い感じでした


化粧土(間違っていたらすみません)を使用した床です。
 このタイプの床タイルは初めて見ました。艶消しな感じがとても素朴で素敵でした。


クエンカタイルを使用した床です。カラフルですが、落ち着いた色調なのでなじみます。

 
天井までカラフルなタイルで飾られていました。


サロンにあったテーブルです。古い雰囲気がありました。


 

 ホテルのあちこちに、色々なタイル、皿等飾られていました。

 こちらの絵タイルは透明釉の緑がとってもきれいでした。


黄色が印象的な絵皿。周りの朝顔のクエルダセカも素敵。

アンティークタイルを額に入れて飾ってありました。

 

今回の旅で購入したものをご紹介します。

左3列(6個)は、南部アンダルシア地方で購入。
後列左から1&2個目は、クエルダセカオイル技法。
左はアラブの門が美しい鏡、その右隣がセビリアの有名なヒラルダの塔をモチーフにした小皿。その右隣がアラブの門が美しいマヨルカ技法のランプです。
これは立体で大きく、下の部分が空洞になっているので、割れないように持ち運ぶのが結構大変でした。

前列左から1&2個目は、クエンカ技法。
左は、鮮やかな色の小さなタイル、右はクロスの形とスペインにしては珍しい優しいパステル調の色に惹かれました。
その右隣が、ファティマの手と言われるモロッコで多くみかける、魔除けとして有名なもの。スペイン南部は、アラブ文化の影響を受けている部分がたくさんあります。

右から2列目は、北部アラゴン地方のサラゴサで購入。アラゴン北部の街で作られたとのことでしたが、街の名前を失念してしまい残念です。後列の青いものがクエンカ技法、美しい青と模様に一目ぼれ、形状もカーブがついています。前列はムデハルの建物によく見られる8角形のモチーフでマグネットになっています。

一番右後列は、ムエルで購入。サラゴサの聖母ピラールがモチーフとなっています。
その前にあるのは、エストレマドゥーラ地方で購入した黒豚ちゃん。この地方は黒豚の生ハムが有名です。耳にお花がついていたり可愛らしくペイントされていて貯金箱になっています。


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