スペインタイルギャラリー
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[2019年5月号]
スペインタイルアート工房に通われる生徒さんの作品や
展覧会、イベント等の様子等をこちらでご紹介します。
今回は東京教室の生徒さんの作品をご紹介します。
(隔月更新)

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[名前]
 Y. Kibi

 2012年から教室に通い始め、早いもので7年が経ちました。
 単位4まで受講後、専門コースに移り、「バレンシアのタイル画コース」を取り組んだあと、現在は「タラベラのタイルと陶器コース」の作品を制作中です。

[作品に関してコメント]
 自分では、黄色、茶色、緑色(ベルデコブレ)等の色使いが上手くできた作品だと思っています。特に緑色(ベルデコブレ)は焼き上がってみないと発色具合がわからないという特性をもつ顔料ですが、濃淡を綺麗に出すことができたと思っています。また、木の幹の部分は、うねり感が出るように色をのせていきました。イメージどおりの仕上がりとなりました。

[その他コメント]
 課題としていることがあります。それは、先細筆の使い方です。例えば「鹿」の作品であれば、鹿の顔、鹿や地面の草を縁取る線は細く描きたいのですが、どうしても細く描けません。太くなってしまいます。先生には「細い線は描けるけど、逆に太い線を描くのが苦手という生徒さんもいるのよ」と励ましていただいたこともありますが、太い線だと人物や動物の表情をつぶしてしまうこともありますので、「先細筆で細い線を描く」ということを引き続きの課題として取り組んでいきます。



 

[名前]
 Y.Kobari

[作品に関してコメント]
 頭に浮かんだイメージのモチーフに暖色系の配色で作りました。細かい部分は多少大変な思いもしましたが、好きな色でテンションが上がり楽しくできました。

[その他コメント]
 タイルの美しい彩りの魅力で、見てくれる方が元気になったり癒されたりするような作品を作ることが目標です!



 

[名前]
 阿部鳴美 (スペインタイルアート工房 女川教室みなとまちセラミカ工房 代表)

[作品に関してコメント]
 卒業制作として5年前に作った作品です。曲線のカットが難しくて何度も失敗してしまいました。終わりのない旅に出たような~描き始めから途方に暮れてしまいましたが、先生方のアドバイスをいただきながら一筆一筆色をのせ、完成した作品を見たときは感無量でした。

[その他コメント]
 女川復興のシンボルとして、何年経っても色褪せないスペインタイルの魅力を沢山の方に知っていただき、女川を訪ねていただけたら嬉しいです。



 

[名前]
 阿部由妃乃 (スペインタイルアート工房HP「おながわ教室便り」担当)

[作品に関してコメント]
 青一色の卒業制作として作りました。
 サイズは縦75cm横30cmで、細かいデザインだったのですごく時間がかかりました。両端の柄の背景部分に水色の透明釉薬を乗せたところが気に入っています。