2015.5月 スペイン旅行記

第3回 ピレネーの麓アインサ村のレストラン、村の風景

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★アインサ

 ピレネーの麓にある人口1700人ほどの村です。

 11世紀には小王国の首都となったアインサ村、大広場はアラゴン地方建築の至宝と言われています。

 タイル装飾の素晴らしいレストランが2軒あるとの情報を得て訪問しました。

 

昼食をとったレストランです。

テーブルがタイルでした。
すべてのテーブルの写真をとろうと意気込んでいたのですが
実際にはテーブルセッティングがされていたので
写真はとれませんでした。
自分のテーブルのみセッティングをどけて撮影。
村の風景が描かれていました。

絵皿が飾ってあったり素敵な鏡もありました。

 

 

夕食をとった別のレストランです。

目的のレストランは地下にあり、
石造りの雰囲気のよいレストランでした。

ここもテーブルがタイルです。
私の大好きな、テルエル(ベルデコブレとマンガン)の
タイルでした。

ここでもテーブルセッティングがされていたので写真は撮れず、
自分のテーブルのみ撮影しました。残念。


 

2軒とも予想外にタイルの写真がとれずにがっかりしていましたが、
このレストランの1階にバルがあり、
そのテーブルはセッティングがなかったので
何枚か写真がとれました。
カウンターも上下にタイルでした。

 

 

このレストランで食べた料理を紹介します。

【秘密のイベリコ豚】という料理でした。
秘密とは、秘密の部位だからだそうで、
前足の付け根の部分でおいしい部位とのことです。
歯ごたえがぷりぷりで甘めのソースとぴったりの料理で
とても美味しかったです。

 

アインサ村の風景

 アインサ村の風景をご紹介します。


アラゴン地方建築の至宝と言われている大広場です。
両側にアーチが 連なっていて非常に美しいです。


アーチの中の写真です。訪問したレストランは
両方ともこの広場にありました。

 

広場にロマネスクの古い教会があり、塔に昇ってみました。
眺めは最高でした。
ピレネーの山々が見え、村の屋根の連なりと
下の川の眺めが素晴らしかったです。


 この旧市街は高台にあります。
 広場から2本の道が延びていて、独特の街並みが非常に魅力的でした。


 

城壁も ありました。


村のタイルも今までみたことがない
素敵な雰囲気のデザイン&文字体で、村にぴったりでした。

 

 

左右に2本の道があります。
この2本の道どちらを歩いても大広場に行きつきます。


旧市街の入り口です。

この旧市街は高台にあり、
殆どの方が下の新市街に住んでいるようです。
新市街へ降り、旧市街を撮影してみました。
教会の塔が目立ちます。


私が泊まったのはもちろん旧市街、
大広場の後ろにあるホテルです。
山が見える部屋をリクエストしました。
部屋数はたった6部屋しかありません。
天蓋付きの青いベットルームでした。

 


ホテルの部屋の窓から見えた風景です。


このあたりの大きな地図が
タイル(クエルダセカオイル技法)でありました。


お土産やさんには
大広場をモチーフにしたお皿がありました。


近隣の村に珍しいものがあったのでご紹介します。
写真の中央部分を拡大すると・・・ 右の写真をご覧下さい。

 


 猪の足が釘で差してありました。

見た時はぎょっとしましたが
家を守り、さらに住人の子孫繁栄や
家畜・農産物の豊作を願ったものだそうです。


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