スペインタイルアート工房 東京・大阪・宮城女川

おながわ教室便り

宮城県女川町の女川教室より 工房や街のことなど、女川情報を隔月でお届けします。バックナンバーはこちら

【2018年12月号】
1年が経つのは本当にあっという間ですね。女川町では初雪を知らせると言われている「雪ばんば(雪虫)」が飛んでいたので、いよいよ寒さがやって来る…と思いましたが、まだ日当たりの良い日も続き、本格的な寒さはもうちょっと先かな、という日々です。
「女川教室便り」の第4回目は「女川町民文化祭」の様子と、12月から始まった女川駅前のイルミネーション「海ぼたる」をご紹介します。(女川教室 阿部由妃乃)バックナンバーはこちら

女川町民文化祭

 第43回女川町民文化祭が、11月3日~11日に女川町生涯学習センター(新庁舎)で開催されました。絵画や書道、陶芸、手工芸作品など町民の1000点を超える展示に、連日大勢の町民で賑わいました。

 

 出展作品は、保育園児の可愛らしい絵を初め絵画サークルの皆さんの作品、地区の婦人部の皆さんの手芸、個人の作品など様々。

 グループで訪れていたおばあちゃん方は「こいづは手間かかっちゃなぁ~、こいづもいいんでねが!」と、ワイワイ談笑しながらゆっくり見て回っていました。ご自分の作品が気になり、毎日のように通っている方もいらっしゃいましたよ。

 中でも注目を集めていたのは、こちら手作りの「シーサー」。元々陶芸をしていた方がシーサーに惚れ込んで沖縄まで修行に行き、現在は自宅で制作しているそうです。細かいところまで丁寧に作られていて、見れば見るほどすごい…!

 また、私達の工房でも「スペインタイルアート作品」として、自分たちの「作ってみたいもの」に挑戦し、出展しました。一目惚れした景色を描いてみたり、木で作ったトレーにタイルを埋め込んだり。

 出展したメンバーは、新しいものに挑戦することで新たな発見もあり、制作意欲もさらに増した様子! さぁ、次はどんな作品にするか、来年の出展に向けてがんばるぞ~!!

 

女川駅前イルミネーション「海ぼたる」

 女川の冬の風物詩である「スターダスト・ページェント海ぼたる」が12月2日より始まり、女川の海を連想させる「青」をメインにした約4万5千個のLED電球が設置され駅前を彩っています。

 2日の点灯式セレモニーでは、小さい子供からからお年寄りまで幅広い世代による「琉球」という踊りが披露され、たくさんの人が駅前に集まりました。

 この「琉球」は保育園の運動会で披露されたり、お年寄りの健康づくりとして町民に親しまれている踊りです。

 気温が低く寒い中でも、何度も練習を重ねたという皆さんの表情は真剣! キラキラと彩るイルミネーションと迫力のある踊りで、幻想的な空気に包まれました。

 

  海ぼたるではこんなイルミネーションも♪
 シンボルツリーの下にある「羽」に体を合せて写真を撮ると、天使になれるという今流行りの「インスタ映え」スポットだそうです。ここでたくさんの人に写真を撮ってほしいですね。

「スターダスト・ページェント海ぼたる」は1月5日まで。
女川駅前広場で16:30~22:30のあいだ開催中です。

女川教室 (みなとまちセラミカ工房) HPはこちら