おながわ教室便り
宮城県女川町の女川教室より 工房や街のことなど、女川情報を隔月でお届けします。バックナンバーはこちら
【2019年2月号】
新しい年がスタートしました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年が明け、女川町では寒さが本格的になってきました。チラチラと雪が降ることはありますが、積もってもほんの数センチ程度。日陰にちょっぴり雪が残っている、といった女川の町です。
「おながわ教室便り」の第5回目は、私達の工房が入っている商店街「シーパルピア女川」の最近の様子をご紹介します。(女川教室 阿部由妃乃)バックナンバーはこちら
2015年にオープンしたテナント型商店街「シーパルピア女川」は、八百屋、ミニスーパーなどの日常品エリア、マグロ丼や洋食、カフェなどの飲食エリア、ギター制作、ダンボール制作販売、木工などの工房エリアがあり、現在27店舗が入っています。
このシーパルピア女川は、設計がすごい！メインストリートであるプロムナードの真正面から、元日に初日の出が昇ってくるように設計されているのです。
年々この初日の出を見に来る人が町外からも増え、新しい風物詩になりつつあります。正面から日が昇って来る時は感動もの！
とは言え私はまだ見たことがないので、来年こそは…と思っています(笑)
また、1月30日には「Yume Wo Katare Onagawa」というラーメン屋さんがオープンしました。こちらの店主は女川の町・人に魅かれ、京都から移住を決めたとのこと。これまたすごい…
オープン時には行列ができ、おいしそう～な匂いが外までプンプン。ん～食べたい♪
極太平打ち麺、もやしたっぷり、 豚増し・にんにく増し・アブラ増しなど選べるラーメンだそう。女川の新しいスポットになりそうです！
そして私達の工房はというと、オーダー品を中心に毎日黙々と制作をしています。
2月・3月はワークショップが盛りだくさん。学生さんや企業の研修旅行、被災地の視察、観光のお客様などなど。タイルコースターを2枚作り、その内の1枚を女川の町に飾る「メモリアル体験」が人気です。
町の中には徐々に「女川スペインタイル」が増えてきていますよ。「自分が作ったタイルを見に、また来てほしい」というのが私達の願いなので、「女川の常連さん」が増えればいいなぁ～なんて思っています。
寒さに負けず、大流行中のインフルエンザにも負けず、スタッフ総出で頑張るぞ～。
お店の目印は黄色い看板です。気軽にお立ち寄りくださいね。
