2024.10月 スペイン北部への旅
第7回 コインブラ(ポルトガル) 後編
サンタ・クルス公園 (Parque de Santa Cruz)
18世紀に庭園として整備されたサンタ・クルス修道院の別院。
正面入口からのアプローチが美しいと聞いて訪問しました。
中央のアーチから奥のアズレージョが見えます
アズレージョ装飾のベンチが見えます
街なかのタイル
長屋のような一般住宅、日本のように表札はありません。目印のためか装飾のためかわかりませんが、扉の取っ手部分にタイルを貼り付けている家が何軒かありました。
アズレージョが貼られていました
陶器店のタイル
左2枚が旧コインブラ大学の絵柄、右2枚が、川の向こう岸からみた コインブラの街。丘の街だということがよくわかります。
船の柄もよく見られます
動物や草花等の細かい柄が特徴です
前方の中央にある丸型のオーナメントは人気があるようで、同じものを飾っているお土産屋さんが多かったです。とても可愛いので購入しようと思いましたが、吊り下げ型なので購入をやめてしまいました。中央の4枚はクエンカタイルでとても色鮮やかでした。
街の様子
川の向こうから撮影。お皿と同じ構図です
マンガ庭園 (Jardim da Manga) は中心に4つの小礼拝堂があり
変わった作りになっています
コインブラにはいくつも庭園があり、キンタ・ダス・ラグリマス庭園には悲恋の物語で有名な場所があります。
ポルトガル王太子ペドロ1世 (1320-67) は妻の女官であったイネスに一目ぼれし二人は恋仲に。妻が亡くなった後にイネスと暮らしはじめ子供にも恵まれますが、イネスは当時の国王が放った刺客に暗殺されました。演劇や文学の題材にもなったと言われる物語です。
イネスはサンタ・クララ旧修道院に埋葬されましたが、のちにアルコバサの修道院に移され、ペドロ1世と共に眠っています。
イネスが暗殺された場所は「涙の泉 (Fonte das
Lágrimas)」と呼ばれています。
街の中心地からは少し離れた場所でしたが訪問者がいました。
「涙の泉」の近くにあるアーチに飾られた緑の中の泉。
2人が愛を語らいあった場所と言われています
現在はホテルになっています
干し鱈のオーブン焼きじゃがいも添え (BACALHAU À LAGAREIRO)
ポルトガルは干し鱈を使ったお料理が多いです。ニンニクがかなり効いていましたが美味しかったです。