タイルに関する参考本

大阪教室では最近、講師資格をとるための認定講習を受講される方が増えてきました。将来に向けて熱心に学ばれる生徒さんをみると、私達講師も指導に更に熱が入ります。近い将来、少しでも多くの生徒さんが講師としてタイル絵付けを広めていってくれることになれば嬉しく思います。

講師になるには、技術面だけでなく、タイルに関する歴史やデザイン等知識面を深めることも大切です。教室では最低限必要な知識はお教えしていますが、それ以上の知識を身につけるかどうかは、皆さんの興味の度合い?でずいぶん違ってきます。幸い?、熱心な生徒さんばかりなので、皆さん教室にある本を借りたりして色々と勉強されてますが、よく「どんな本がいいんですか?」という質問も受けますので、今日は私が自宅で持っている本の中からお勧めの3冊をご紹介したいと思います。

2冊は、TOTO出版の「タイルの美」西洋編とイスラム編です。各国毎のタイルや陶器についての歴史やデザインについて詳しく書かれていてとても勉強になります。この2冊でほぼ、主要な知識は身につくと思います。

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もう1冊は、視覚デザイン研究所編「ヨーロッパの文様事典」です。これは、すごく面白い!お勧めです。私達が普段何気なく描いていた古くからのデザインには1つ1つちゃんと意味があって、これを読むと、例えば葉っぱ1つにも「へぇ~、こんな意味があるんだぁ。深いなぁ~。」なんて、感心します。

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作品を作るとき、その背景にある歴史や意味をちょっと知るだけで、さらに絵付けが楽しくなると思います。将来講師になった時にも絶対に役立つので、皆さんにもそれぞれお気に入りの本を色々と見つけていただいて、更に知識を深めていっていただけると嬉しく思います。

<MK>スペインタイルアート工房HP

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