宮城県女川町の陶芸工房

お盆休みに宮城県女川町の陶芸工房を訪ねました。
東京教室に通って下さっている生徒Aさんの工房です。
訪ねたのは「みなとまちセラミカ工房」。女川高校グランドに仮設で作られた「きぼうのかね商店街」の中にあります。
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女川町は昨年3月の大震災による津波で町中心街の建物がすべて流失し、町内で買い物することができなくなってしまいました。
この「きぼうのかね商店街」は、木造とプレハブでできた仮設の商店街で、約50の店舗が入っていて、今年の4月にオープンしたそうです。
こちらは「みなとまちセラミカ工房」内の様子です。
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元々あった窯や粘土、道具などはすべて津波にのまれてしまったそうです。
色々な方の支援によって、やっとここまで活動できるようになったそうです。
震災から1年半、町民のみなさんにも少し心の余裕ができたのかもしれません。陶芸教室の依頼が結構入っているそうですよ。
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この日も焼き待ちの陶芸作品がたくさんありました。
その中にとっても可愛いスペインタイル作品がありました!
魚の形の木型に波のデザインのタイルが貼られたもの。
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女川町のシンボルになりそうな素敵な作品ですね。
ゆくゆくは陶芸とスペインタイルで町に彩りを、そして町民のみなさんの心に潤いを与えられたら良いですね。
私達も出来る限りお手伝いさせていただきます!
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こちらは今はとっても穏やかな女川の海。牡蠣の養殖をしているそうです。
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水産の町、女川ならではの海鮮丼。どれも新鮮でとっても美味しかったです。ごちそうさまでした!
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丸一日Aさんに町を案内していただいたあげく、お土産までいただいてしまいました。
その名は「onagawa fish」。津波で壊滅的な被害を受けた女川ですが、復興に向けて皆さん、少しでも前へ進もうと頑張っています。この木の魚は女川町の皆さんがひとつひとつ手作りしているもので、明るい未来への願いが込められています。
私もこの「木のサカナ」をぎゅっと握りしめて、少しでも早く町が復興することを願いました。
がんばっぺ女川!(がんばろう、女川!)

スペインタイルアート工房HP

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