今年は桜の満開が早かったですね。私も急いで週末にお花見に出かけました。
こちらは六本木ヒルズの桜坂。まさに桜のトンネルで、とってもキレイでした。
けやき坂の脇にある坂で、このまま下って毛利庭園へと歩いてみました。
毛利庭園に入ると池の中にこんなオブジェを発見!
これはアーティストの日比野克彦さん作の「灯台船」。
ちょうどこの土日で「六本木アートナイト2013」というイベントを開催していて、その中での作品のひとつでした。
六本木を「港」に例え、そこに寄港したり停泊したりする「アートブネ」をアーティスト達が思い思いに表現し、六本木を行き交う人々がそれに誘われ動いて行く、アートを共有する、というイベントなのだそうです。
「アートナイト」なので、夜のイベントがメインなのですが、昼間はこうしてオブジェのみを見て回ることができます。今回は六本木ヒルズとミッドタウンの2箇所を回ってオブジェを見学してきました。
日比野さんの灯台には、夜になると火が灯されるそうです。
こちらは段ボールでできたフネ。「六本木造船所」の文字も段ボールでしたよ。
こちらはミッドタウンに移動しての夜。「アップルベアー丸」。クマの風船でできたフネです。フネの中で着ぐるみのクマさんが風船を膨らませるパフォーマンスをしていました。
最後は「シャウティングスター丸」。筒に向かって声を出すと、ステレオのように外に反響して音が聞こえてきます。
夜はものすごい人だかりで、写真を撮るのもひと苦労でした。真夜中にはもっと盛大なイベントがあったらしいのですが、私は人混みと寒さに耐えられずに帰ってきてしまいました。
どんなカタチであれ、アートが普通の人の生活の中に普通に存在する「身近なもの」になってくれたら嬉しいですよね。アートに携わるものとして、こういうイベントはどんどん開催して行ってほしいな、と思いました。<KY>