小屋に雨どいを付けました。もちろん足場を組む必要がない、脚立で届く1階部分です。
全く知識が無かったので、購入と設置の下調べに多大な時間を使いました…
元々排水溝や下水管が無い場所なので、まずは排水設備を作ります。といっても穴を掘るだけ。そこに雨水浸透マスを埋めます。雨水浸透マスはいったん雨水を溜めたあと、下部の穴から周囲の地面へ徐々に水を染みこませて逃がしていくものです。雨どいから直接地面に水を流すと地面が水浸しになるので必須の作業です。
穴をひたすら掘ります。幅が50cm、深さが60cmくらいでしょうか? 左に置いてある水色のゴミ箱みたいなものが雨水浸透マス。底は無く土管のような感じで、側面にも小さな穴が複数開いています。ちょうど土嚢袋にぴったりの大きさだったので逆さにして袋をセットして掘った土を入れていっています。穴の横でめくれているシートは元々敷いてあった防草シートです。
土嚢袋が山ほど… このあと畑の土として第二の人生を送ります。
新たなシートで穴をカバーします。浸透マスの周りもシートで囲み、マスの周囲に砂利を入れていきます。砂利と土が混ざらないように、また浸透マスに入り込まないようにするためのものです。家に余っていた防草シートを使いましたが、水を通して砂利を通さないシートなら何でも良さそうです。
なんとか表面まで埋まりました…
蓋をして完成。蓋の下には網戸の残りを挟んで穴の中に落ち葉などが入らないようにしました。ここに雨どいの排水を誘導します。
さて今度は雨どいです。軒に横に取り付けるのが「軒樋」、壁に縦に取り付けるのが「縦樋」と言います。
まずは軒樋の取り付け金具を設置。様々な角度と長さのものが売られていので、試しに1つ買って合っているか確認してから残りを買いました。
次に軒の長さに合わせて軒樋をカットし、縦樋との接合部分に穴を開けます。私の買った軒樋はプラスチックで金属板が挟まれているもので上手く開けられるか心配でしたが、木工ビットで無事綺麗に開きました。雨どいは建物への負担軽減もあり軽さ重視で作られていて、普通の塩ビ管より薄いです。
軒樋を金具にはめ込みます。カッチャン、とはめ込むだけです。
縦樋も設置。
一番難しいのはこの部分…
距離と角度を何度も確認して取り付け。
排水部分。