みなさん、こんにちは!
日本は梅雨でジメジメしていると思いますが、オランダは1年で一番良い季節かもしれません!最高気温が23度前後で天気もよく、湿度もないので(かといって乾燥しているわけでもない)とても過ごしやすい季節です。
今回はデルフトの邸宅博物館を2つご紹介します!
またデルフト?と思ったそこのあなた。本当にデルフトは魅力的な街なのです。
アムステルダムも素敵ですが、デルフトはもっと落ち着いていて、どこを切り取っても絵になる美しい街なのです。
なので今回もちょこっとお付き合いくださいね!
さて、この邸宅博物館は私が勝手にそう書いただけで、正式にはミュージアムハウス(オランダ語だとmuseum huizen)と呼ばれているようです。(以降ここでは邸宅博物館と書きます)
デルフトには2つの邸宅博物館があり、どちらも17世紀に建てられた歴史ある建物が博物館になっています。いわゆる装飾美術館のような感じで、実際にそれぞれの邸宅に住んでいた個人コレクターが収集した美術品や調度品、家具や陶器のコレクションがそのまま展示されている博物館です。
コンビネーションチケットが安かったので2邸とも行ってきました。
1邸目(ハウス・ヴァン・メールテン)はアムステルダムのカナルハウス(運河沿いに建つ、縦長で奥行きのある長屋スタイルの家)と同様に、入り口は細くて狭いけれど、奥に進むと大きな吹き抜けのあるホール、その先に客間、その奥が庭園、という典型的な作りの邸宅でした。
2邸目(ポール・テタール・ヴァン・エルフェン美術館)は庭園はなかった(あったのかもしれないけれど見られなかった)ものの、1軒目と基本的な作りは同じでした。
どちらにも共通していたのは、立派な暖炉とデルフトタイル。暖炉とタイルは必ずセットなんだな~とオランダに来てあらためて思います。当時の人々のセンスに脱帽します…
タイルだけではなく凝った木彫が施された家具や美しいシャンデリア、その他ガラスや陶器、年季の入った調度品、豪華な壁紙など、どこを見ても美しすぎてため息しか出ません。
とにかく美しい調度品の数々をご覧ください(2邸分)
1邸目ではコーヒーのサービスまでついてきました。調度品の家具に座ってでも良い(なんという贅沢!)し、庭でも良いよ、と言われて庭を選びました。
この季節ならではのバラが咲き始めていて、青々と茂った芝生と合わさってこちらも素敵な庭園でした。
庭がある暮らしってやっぱりいいな~(手入れとか大変だとは思いますが)
ここが博物館であることを忘れてしまうくらいリラックスしてしまいましたw
そしてデルフトの歴史ある邸宅ならでは!のデルフトタイルもたくさん見られて大満足でした。邸宅内も街並みもとっても美しいデルフト。も〜ここに住みたい!!<KY>