ポーランドの旅~小人の住む街ヴロツワフ~

前回の続きで今回もポーランド旅のブログです!

前回でも少し触れましたが、陶器の街ボレスワヴィエツに行くための中継地(宿泊地)に選んだのがヴロツワフ(Wrocław)という街で、この街がとっても魅力的でした~

ヴロツワフはポーランド第4の都市で、ヴロツワフ・コペルニクス空港という空港があり、アムステルダムまでの直行便まであることがわかりました!

(そしてコペルニクスがポーランド人だったということもこの時に知りました…お恥ずかしい…)

いろいろ調べていたら、この街にはどうやら小人(Dowarf=ドワーフ)がたくさん住んでいるとかで、小人探しを楽しみに来る人が多いとの情報…。

まだまだまだまだ知らないことだらけのヨーロッパ。

ヴロツワフへはクラクフから電車で移動しました。3時間強となかなかの時間がかかりましたが、電車は快適でした!

実はこのポーランドの旅は5泊6日で、最初の3泊がクラクフ(Kraków)泊、残りの2泊がヴロツワフ泊でした。

(往路はアムステルダムからクラクフへの直行便、復路はヴロツワフからアムスへの直行便で帰って来ました)

クラクフはポーランド第2の都市で(古都=日本の京都みたいな)歴史ある美しい街。

ヨーロッパにいる間に絶対に行きたかったアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所や世界遺産のヴィエリチカ岩塩坑などにもアクセスしやすい街です。

またいつかの機会にクラクフも紹介できたらいいなと思います。

前置きが長くなりましたが、ヴロツワフの駅構内はアールデコ調でスタイリッシュ、外観も博物館か離宮ですか?というような立派な建物で、旅の玄関口からワクワク感が高まります。

駅を出ると早速見つけましたよ、小人さん。

芝生に気持ちよさそうに寝っ転がってましたw 何だかほっこりします。

駅前を走るトラム(路面電車)

ヨーロッパはトラムが便利ですね。バスよりも頻繁に来るし、街じゅうを網羅しているので使い勝手がいいし、歩いているのとほぼ同じ目線で景色を楽しめるのもおすすめポイント。ポーランドでもかなりお世話になりました!

街の中心部(旧市街)は駅から20分くらい歩いたところにあります。

中心部へ向かう途中にもあちこちに小人が潜んでいるので、なかなか前に進めないです…

パソコンで何か検索中?

世界地図を広げて旅行を計画中でしょうか?

家族で小人探しを楽しんでいる人も多く、子供がきゃっきゃ言ってるところには必ず小人がいましたw

ドイツ同様、プレッツェル屋さんが至る所にありますよ〜

小人マップも販売されていて、それを見ながら探している人もたくさん見かけました。

そろばんみたいなの持ってるw こちら銀行の前にいました

門番してると思いきやサボってる?(昼寝中?)

そもそも小人誕生のきっかけは、第二次世界大戦後に社会主義国として独立するものの、1980年に反共産運動が起こります。その時の改革や思想の象徴として壁やポスターに小人が描かれたのが始まりとのこと。今のような銅像が作られるようになったのは2001年からとのことで、現在も小人は増え続け、その正確な人数は誰も把握できていないとか。少なくとも400人以上はいるみたいです。

今は観光スポット化していますが、きっかけはポーランドの歴史に深く関わっていたのですね。

さて、足元ばかり見て歩いてたら急に大きな広場に出ましたw

街の中心、旧市街広場でした。

360度どこを見てもカラフルでかわいいメルヘンな建物ばかり!

一方、旧市庁舎はゴシック建築で重厚な佇まい。

その場でぐるぐる回りながら写真を撮るも、私の撮影の仕方がイマイチで規模感が伝わらないのが残念すぎるのですが、とにかく広~い広場に縦長のカラフルな建物がずら~っと立ち並んでいました…

小人探しをしながら街じゅうを練り歩いていたのですが、さすがに真夏(この日は30度)に歩き回るのはキツい…

途中でベンチに座ってアイスを食べたり(ネオンのLODY=ポーランド語でアイスの意)

カフェに入って名物のレモネードを飲んだり

HOTELの奥の中庭がカフェです(日陰は涼しい!!)

ポーランドってアイスが美味しいんですよ~どこで食べてもホントに美味しい!レモネードはただのレモン味だけじゃなくて色んなフレーバーがあって多彩なバリエーションにビックリ!

ちょいちょい休憩を挟みながら街歩きを楽しみました~

初日にチェックしていたレストランに2日目(ボレスワヴィエツの陶器祭りから帰って来て)に行ってみたら、店内も田舎風?ですごくかわいかったです!

ボレスワヴィエツ陶器の塩こしょうセット…いいな、こういうの見るとまた欲しくなっちゃいますw

写真の料理はZurek(ズレック: 酸っぱいライ麦のスープ)と言います。

今回の旅での大発見。この旅で一番美味しかった料理です!

クラクフでの3日間では気づかなかったのですが、ヴロツワフに来てやたらと目について頼んでみたら…

ライ麦の酸味が好きな人ならきっと気に入ると思います!

ライ麦粉を発酵させたものにじゃがいもやベーコン、野菜がゴロゴロ入っている、とろみのある白いスープ。見た目はクリームシチューみたいですが、全く違うさっぱりした味です。

ライ麦パンを直接食べるほどの酸味ではなく、もう少し優しい酸味と言ったらいいのか…

この店のものより、別の店で食べたズレックの方が好みでした!

こちら↓

ボリュームがすごくて、もはやこれだけでお腹いっぱいです。じゃがいも、角切りベーコンに加えてライ麦のつぶつぶも入っていたので更にもったりずっしり、栄養も満点!

今回訪れた街はどこも美しかったし、食べ物も美味しいし、陶器はかわいいし、ポーランド旅行は新しい発見だらけで最高に楽しかったです!

日本から行くならワルシャワに飛んで、そこから国内線に乗り換えるのが最速かと思います。

ショパンや音楽が好きな方はワルシャワ拠点も良さそうです!

(今ちょうどショパンコンクール中ですね)

オランダに比べてポーランドはすごく広いので今回はワルシャワは諦めましたが、機会があればワルシャワにも行ってみたいです!<KY>

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