日本はそろそろ春到来でしょうか?
オランダもだいぶ春が近づいてきました!
それでも雨も多いし朝晩はまだまだ寒いです…
今回はこの冬に作ったオーブン料理をいくつかご紹介しようと思います。
我が家のキッチンはオーブンが中心にあります。

上が電子レンジで下がオーブン。ちなみに右側の上下の扉は冷蔵庫と冷凍庫です(オランダは埋め込み式がスタンダード)
日本と比べて欧米は特にオーブンをよく使う印象ですよね。
私の身長だと特にオーブンの方が出し入れしやすい位置にあり、レンジはかなり高くて使いづらいです。それでもやっぱりレンジは便利なので使用頻度は圧倒的にレンジの方が多いですが、せっかくオーブンがあるのだからたまにはオーブン料理もやろう!ということで。
まずはアップルパイ。
オランダはりんごを使ったお菓子が多く、特にカフェやレストランのどこにでもあるのがアップルタルトです。

とにかく大量のりんごを重ねて高さのあるボリューミーなアップルタルトがオランダ流。

タルトにしようとスーパーに行ったのですが、冷凍のシートがたまたまパイ生地しかなかったのでパイにしました。(生地は作らんのかい!…と自分で突っ込んでおきますw)

りんごは今回は”グラニースミス”に。日本のレシピでは紅玉がよく使われますよね。オランダのレシピでは”Elstar”が良いと書いてあったり、”酸味があるものならなんでも”などとかなりアバウトです。

でもElstarは普通に食べるりんごの中で私が一番好きな品種なんです。酸味もあるけど甘味もあって、そのバランスがちょうど良くて、りんごを買う時はいつもこれを買っています。なので今回はより酸味が強く、アップルパイの王道のグラニースミスを使いました。
この写真、たくさんのりんごが映っているのにElstarが映ってませんでした…一番手前は日本の「ふじ」です。
レシピは色々なものを見て、アメリカとオランダのいいとこ取りで作りました。

パイシートは、小さいサイズが10枚入っているタイプだったので適当につなげて大きくしました。麺棒があれば重ねて大きく伸ばすところですが無いので、適当に繋ぎました(陶芸ではありえない繋ぎ方ですねw)
りんごのフィリングを入れる前に、パイ生地に砕いたクルミを敷き詰めました。

これはオランダのレシピから採用。いろいろな人のレシピを見たのですが、パン粉やアーモンドプードル、ビスケットを砕いたものを入れたりと、りんごから出る果汁を余すことなく吸収させるために何かしらのクッションを入れていました。

20cm角くらいの耐熱容器にりんご7個でこんな感じ。

焼き上がりに目減りするのであと1個増やして8個にするのがベストだったと思います。最後にひも状のパイ生地を網目に重ねて卵黄をたっぷり塗ってオーブンへ。

手作りのアップルパイってこんなに美味しいの?ってくらい自画自賛ですがめっちゃ上手くできました!!

焼き上がって1時間半くらい放置してから切ったのですが、それでもまだ中は温かかったようで、りんごのソースがドロっと出てきてしまいました(いい匂いすぎて待ちきれなかった!!!)

こちらは翌朝、完全に冷めてから切り分けたピース。
りんごソースも落ち着いて、完全にお店のパイ状態(またも自画自賛w)

甘酸っぱくて砂糖の量もちょうど良かった!りんごも厚切りしたのでゴロゴロシャキシャキと食感もよく、なおかつとろみもあってパイに包まれた焼きりんごを食べている感じでした。
一番下のクルミの層もいいアクセントになっていて相性抜群!
これはりんごの種類でだいぶ味が左右されるな、と思いました。
私が買ったグラニースミスは、味見をしたら甘味はほぼない酸味の強い(若干渋みを感じたくらい)品種だったので、砂糖の量は味見をしてから決めました。
参考までにレシピを置いておきますね!
日本のりんごは甘いので、もう少し砂糖を減らしても良いかも…あと、大きさも日本のりんごの方がひと回り大きいので個数調整も必要そうです。
【材料】※20cm角耐熱容器使用
グラニースミス7個 / レモン汁(レモン1個分) / ブラウンシュガー150g / 小麦粉50g / シナモン小さじ1.5 /ナツメグ小さじ4分の1/ 冷凍パイ生地450g / 無塩バター20g / クルミ60~70g / 卵黄1個分
【作り方】
①りんごの皮を剥き芯を取って7~8mm厚くらいに切る
②ボウルに切ったりんごとレモン汁、砂糖、小麦粉を加えて混ぜる
③耐熱容器にクッキングシート→パイシートを敷き、上蓋用のひも状のパイ生地を作っておく
④細かく砕いたクルミをパイシートに敷き詰める
⑤②のフィリングを④にのせる
⑥細かく切ったバターを全体に散らす
⑦ひも状のパイ生地を網目に組んでのせ、下の皿状の生地と合体させる
⑧刷毛で卵黄を塗ってオーブンへ
【焼き方】
オーブン予熱220度→220度で20分→アルミホイルを上にかけて190度50分
焼き上がったら1時間~1時間半休ませる→完成
アップルパイ以外にもスペインの超絶簡単な焼き菓子”Bizcocho de yogur”やオランダの家庭でよく食べられているカリフラワーグラタンなども作りました。
スペインのビスコッチョはヨーグルトのカップですべての材料を計って作る素朴なパウンドケーキ。

ヨーグルトとオリーブオイル、レモンゼストが入ってさっぱりした風味でとっても美味しいです。

スペイン留学中にルームメイトのスペイン人に教えてもらいました。
ヨーグルトのカップが125gなので、それを使えば計量器も余分な容器も不要でお菓子作りの中で一番楽ちんなのでは?と密かに思ってます。
カリフラワーグラタンは、前日に余った野菜とかハムとかを使ってベシャメルソースにチーズをザーッと削ってオーブンにポイっと突っ込む感じで、こちらもお手軽レシピです。

この時のチーズはパルミジャーノ。

こちらはチーズの上にかけるパン粉。オランダのパン粉は日本のものよりもかなり細かく砕かれています。

こちらは別日に挽肉を入れて焼いたものです。
見えていませんが小さく切ったカリフラワーが入ってます。

この時はオールドアムステルダムという長期熟成された濃厚めのチーズをスライスして乗せました。
このグラタン、元々はオランダ料理のレストランで食べたのがきっかけで作りました。
こちらはそのレストランのカリフラワーグラタン↓

(見た目は全然違うけど)とっても美味しかったのでアレンジして自分好みに作って楽しんでいます!
オーブンを使うと部屋の中がじんわりあったかくなるので、冬は使う頻度も高くなる気がしますが、私はなんとなくチーズが余っている時に使いがちですw <KY>
