着物は小物で遊ぶ

7最近私の周りは結婚ブーム。挙式&披露宴にお呼ばれするのはとっても嬉しいものです。
でも何を着て行こうか、毎回本当に悩みます。
季節にもよりますが、迷った時は私は結構着物で出席することが多いです。
最近は5月の終わり頃、叔母から譲り受けた付け下げを初めて着ました。
「付け下げ」とは訪問着を少しカジュアルにしたもので、結婚式やパーティー、観劇などで着用できる社交用の着物です。

柄は古典柄の「御所車」。これにおめでたい席にぴったりな「鳳凰」の帯。
藤色と白で、どちらも淡い色合いですごく上品。一目で気に入ってしまいました。
ただ、私にこれが着こなせるのか、とちょっと不安にはなりましたが、なんとか「着物に着られる」感じは避けられたような…..。
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そして、今月もこの着物を着て友人の披露宴に出席します。
今回は思いきって、小物を少し変えてみることにしました。
季節が冬なので、爽やかな淡い感じよりも少しシックな感じにしたかったのです。

そこで半襟、帯締め、帯揚げを変えてみました。

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この組み合わせに至るまで、どれだけ悩んだことか。
実際にお店に着物と帯を持ち込んで選んだのですが、これが迷う迷う。
最近の着物事情はなんでもアリ、「着る人に馴染んでいればそれで良し」的な風潮があるらしく、デザイン・色ともに実に多種多様なのです。
店員さんも巻き込んで散々悩んだ末、購入したのがこちら。
紺地に銀で小花の刺繍が入った半襟と、緑とベージュのコンビの帯締め。

あとは紫の帯揚げを合わせることにしました。

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どれも私の好きな色です。実際に着てみるまでどうなるかわかりませんが、
「私に馴染めばよい」と言い聞かせて着るしかありませんね。
着物を小物で遊ぶのが今の流行ですが、「遊び初心者」の私は大丈夫かな、披露宴会場で浮かないかな、と今からかなり心配です。
でもこうやって小物を少し変えるだけで、印象がすごく変わるし、ひとつの着物でいろんなバリエーションが楽しめるのです。
「遊び中級者」になったら街着の着物で銀ブラ、なんて粋ですよね!<KY>

スペインタイルアート工房HP

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