アズレージョ絵付け講習会

今年で4回目の開催となった、日本ポルトガル協会様の出張講習会に行ってきました。
今回の作品は時計とお皿の2種類から、好きな方を選んでいただきました。
今年は日本ポルトガル修好条約150周年の節目の年とのことで、記念の文字を入れたデザインになりました。
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時計のデザインは、18世紀後半にポルトガルで流行った「新古典主義様式」からリボンや植物など、すっきりとした直線的な装飾をモチーフに。そしてお皿は「ベレンの塔」。こちらはリズボンにある世界遺産です。アズレージョ(ポルトガル語でタイルという意味。)らしく、青を基調にした、ポルトガルらしい色合いです。
どちらのデザインも、小さな文字を描くのは非常に難しいので、初参加の方は大変だろうと少し心配でした。
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最初のうちは真剣そのもの、といった感じでしたが、途中でお茶休憩が入りました。そこで一息ついたおかげもあり、その後は皆さんリラックスされて楽しみながら和気あいあいと絵付けをされていました。
きれいに作品を仕上げる事も大切ですが、何より絵付けを楽しんでいただけたのが良かったなーと、つくづく思いました。
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出来上がった作品は、後日ポルトガル大使夫人が開かれるお茶会で皆さんに手渡されるとのこと。きっとお茶会では皆さんが絵付けした時の苦労話や、仕上がり具合を比べ合ったりして盛上がるのでしょうね。ポルトガル協会の方々はみなさん結束が堅く、定期的にさまざまなイベントを開催しているようです。4
最後の写真は、過去3回の講習会で作った作品の「デザインの歩み」です。みなさん興味深くデザインに見入っていましたよ。
来年もまたひとつ、この「デザインの歩み」に作品が加わることを願いつつ、講習会を開催できる事を楽しみにしたいと思います。<KY>

スペインタイルアート工房HP

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