今回はスペインのタイルや陶器に描かれた、謎の動物たちをご紹介します。
まずは謎の四つ足動物たち。
犬でしょうか? キツネでしょうか? にしては首が長すぎるやつもいるし。最後のは象の先祖みたいな顔です… そして皆表情が険しすぎです。
次はなんとなく微妙な動物たち。
一つ目は豹かチーターのようだけど、何かが違う? 真ん中は牛のようだけど軽やかなジャンプが山羊っぽくもあり… 三つ目は熊なのかな?へっぴり腰が弱々しい…
次は鳥です。
上は水鳥?大胆すぎです。アヒルのようですが白鳥かもしれません。下は巨大なヒヨコ? 癒し系タイルと言えばそうなのかもしれません。
次は崩れっぷりが凄すぎる動物たち。
一つ目は…顔の横の線がヒゲだとすれば、猫に見えないこともないですが… この腰を丸めたように描かれる動物タイルはスペインで沢山見ることができるのですが、一体何の動物か未だに全くわかりません。二番目はたてがみのようなものがあるから馬? お団子みたいな手足と尻尾が、馬であることを否定しているように見えます… 正直、山芋に見えます。三番目は猿のようでもあり犬のようでもあり、でも実は全く違う何かなんでしょうね。絶対に襲われたくない動物です。最後はネズミかブタかやはり犬か、とにかくみんな自由奔放過ぎだと思いませんか?
スペインにももちろんドラゴンやグリフォンなど、架空の動物をモチーフにしたものはたくさんあるのですが、今回はそういったものは除いた「実在の動物」と思われる絵を集めたつもりです。(実は全部空想の動物だったりして…)
最後に実在か架空かもわからないものをご紹介して終わりにしますね。
上の動物は伝統的な陶器などで見られるものですが… ちょっとなんだか分かりませんよね。ライオンなのかな? 下は… もはや架空どころか個人的な空想の動物にしか見えません。こんなヘンテコなものに出会うと嬉しくて写真を撮ってしまう私なのでした。<RK>