関西弁

スペインタイルアート工房の大阪教室も今年で開校10年目。
今年の春以降、ご入会くださる生徒さんが増えて来て混み合う日も多くなりました。
皆様にはご迷惑おかけしてすみません、特に土曜日のご予約はお決まり次第なるべくお早めにご連絡下さいね。

さて、東京の私達が大阪に通い始めて早10年、やっと関西弁も上達?し、東京に戻っても関西弁がぬけない自分に気付く事が多くなりました。ずーっと標準語を話していたせいか関西弁ってなんだか新鮮、そして同じ言葉でもイントネーションを変えることでその時の気持ちを表現出来て便利だし、標準語よりも柔らかく伝える事ができますね。ずっと関西にいらっしゃる方は「あたりまえやん、それがどうした?」っておもしろくない話かもしれませんが聞いて下さい。

最初わからなかった関西弁3つ。
「さし」
先生“さし”ありますか?って聞かれて、え?水差し?針?さじ?なんだか分からず。
その生徒さんも“さし”以外の言葉が出てこず、定規を渡してあげるまでにかなりの時間がかかりました・・・この言葉はまだ使えない、やっぱり定規って言っちゃう・・・

「なおす」
大阪のK講師が、生徒さんのタイルは“なおしときました”、って言うので、どこを修正したんだろ?と思ったら、しまっておきました、の意味でした・・・これは少しずつ使えるようになったけど、“修正しておく”と勘違いしなかったかな?大丈夫かな?なんて要らぬ心配をしてしまう。

「いけます」
先生、今日10時からいけますか?と電話があり、え?私?どこへ?って聞いた事があります。
10時から行ってもいいですか?という意味だった。

便利だなあ、と思うのがこの「いけますか〜〜?」っていう言葉。
「30分遅れそうなんやけどいけますか〜〜?」という予約の電話でも。
「釉薬、これでいけますか〜〜?」って釉の厚さをチェックする時にも。
「30分延長いけますか〜〜?」っていう延長願いにも。
私も使い方を覚えたので、大丈夫の代わりに一日に何度も「いけますよ〜」って言ってみてます。

この前近くのマッサージ屋にいったら「肩、いけますか〜〜?」って聞かれて、
指圧の強さ大丈夫ですか?の意味でした。こんな時にも使えるんだ。

最後に最近大阪教室で見つけたかわいいワンちゃん。生徒さんの愛犬をマトリョーシカ風に作ってみたそうです。

これから少しずつ涼しくなって、教室の横にある公園の緑も黄色や赤に染まり始めます。しばらくいらしてない方もどうぞまたお時間みつけていらしてくださいね。<YF>

 

Wan

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