前回のブログ(1/14付)では、ダブリン(アイルランド)の教会の床面を彩っていた古いタイルを紹介しましたが、今回はダブリンからバスで2時間程のキルケニーという街で見たお店の、壁にあった作品をご紹介します。
キルケニーはアイルランドでも“最も中世的な雰囲気を残している街”と言われている古都です。街の中心部は、端から端まで歩いても1キロ(15分ほど)と小さいのですが、町並みはとってもかわいくて、古いお城や大聖堂もある有名な観光地です。
また、キルケニー周辺は手工芸品の制作が盛んなことでも有名です。服やカバン・帽子などのウール製品をはじめ、焼き物やアクセサリー類、手作りの石鹸や化粧品等々たくさんの手作り品があり、それらを扱ったクラフトセンター(写真)は、ブラブラ見ているだけでも時間があっという間にたってしまいます。
さてさて、私がアイルランドで唯一?見つけたタイル画ですが、食料品を扱うお店の外壁にありました。ちょっと派手な、ピンクの壁のお店です。
壁に、4枚。それぞれ丁寧に、額に入れられています。“チーズ”に“お肉類”に“パン”“飲み物等”。どれもなかなかいいと思いませんか。技法的にはクエルダセカ、かな。アイルランドでクエルダセカの作品なんて他に全く見なかったのですが、、、どこの誰が作ったんでしょうね。
そして、お値段がお高くてちょっとしか買えなかった焼き物。シンプルなものが多かったです。3つとも違う工房の作品だったと思います。近郊に、小さいながらもいくつか陶芸の工房があるようです。
焼き物は正直、ちょっと微妙・・・なんですが、旅のいい思い出になりました。
でもアイルランドはやっぱりウール製品がいいですっ。私は帽子・マフラー・ストール・セーター・毛糸のカチューシャ、さらに大きめのブランケットまで買っちゃいましたよ。どの商品もデザインや色が豊富で、とってもオシャレで、実はそっちを写真に載せたいくらい・・・・(笑)。お勧めですっ!<MK>スペインタイルアート工房HP