洗面台リフォーム、これで完結です。
シンクの隣はガスレンジ台置き場で低くなっています。ここに木材で台を作り、シンク台と同じ高さにします。ただしタイルを貼るので、その分は低く作ります。木材は3cm程の厚みがあり、とても丈夫。
次にタイルを制作。台上はクエルダセカ、側面はレリーフにしました。レリーフタイルは原型を一つ作ったら石膏型で大量生産。素焼きしたら施釉して焼成。クリーム色っぽい色にしました。クエルダセカは素焼き部分が残るため、最後に透明釉を掛けました。
台に仮置きしながら貼り付けていきます。出来上がりが見えてくるこの作業が、タイル制作の中で一番好きかも…
貼り付け終了。サイズぴったりで気持ちいい！
最後に目地を入れます。まずは必要箇所にマスキング。この台の良いところは取り外し可能なところです。
目地入れ。水が常にかかるところでも屋外でもないので、すごく適当にやってしまいました。目地粉に水を少しずつ加えて耳たぶくらいの柔らかさに練って、手で直接入れていきます。もしご自身でやる時はきちんと分量を量ってくださいね。
余分を拭き取ったら完成！ 台の下に隙間があるので、今はここに卓上IHヒーターを収納し、使う時だけ台上に出しています。
そうそう、シンク側の壁にはタオル掛けを設置しました。黒いワイヤータオル掛けをアイボリーに着色し直し、チューブライニング技法で作ったタイルを貼りました。
洗面所のリフォームはこれにて終了です。今現在は廊下リフォーム中ですが、いつ終わることやら…？
とりあえずは長々と連載にお付き合いくださりありがとうございました！<RK>
スペインタイルアート工房 ・パソコンHP