前回に続き裁縫の話題です。
[夏のストール]
スケスケでテレテレの生地(右)は夏のパンツを作るつもりだったのですが、ペチパンツを履いても薄すぎる気がして端をぐるりと縫ってストールに。麻の生地(左)は端の糸を抜いてから縫ってストールに。
ただ去年の夏は暑すぎて、ストールの出番がありませんでした…
数年前までは冷房や日差し避けに真夏もストールを使っていた記憶があるのだけど、
ホント最近の気候はどうなっちゃったんだろう…?

[リメイク 作業用トートバッグ]
ジーンズリメイクです。作業用の道具などを自宅内で持ち運ぶのに使用。
この前に使っていた作業用バッグもジーンズリメイクでしたが
そもそも擦り切れたり穴が空いたジーンズを使っているうえ
重量感のある工具に耐えられず? 2年ほどで底がすり減ってしまいました。
今回のバッグもいつまで持つことやら。

腰の部分をそのまま使っています。欲張ってたくさん入るよう本体を深くしたら
使いづらくなってしまいました。深くするなら入れ口も大きくしないとだめでした。
前面に裾を利用して新しくポケットを付けましたが
既存のポケットも残しており、スマホ以外にもメモやら目薬やら入れられて便利です。
振り返ってみれば小学生の頃からお絵かき道具とか作りかけの編み物とか、
トートバッグに入れて自室と居間などを行き来して作業していた人生でした。
[3部屋バッグ]
昨年2月のブログにも書いたけど、3部屋バッグが一気に理想に近くなりました。
気に入って使っていた既製品の3部屋バッグ、もう少しこうだったら…という思いがあるものの
それを超えられるものは自作できないと思い、だいぶ古くなったので後継品を買ったらちょっと違う…
それで洗ってみたのです。多分ナイロン系の布バッグですが、水につけたら薄茶色の水が…
わー、洗って良かった! と思ったのも1日だけ。
乾いたら白っぽい線が入ってヨレてしまいました。
流石に使える見た目ではないので思い切って解体し、パーツや縫製を研究することに。
これがだいぶ勉強になりました。
木製品を解体処分するときも勉強になりますが、布も同じですね。
こちらが完成品。
1年近く使っているのでちょっとくたびれています。
底鋲はマストで、買ったバッグにも付けてます。
沢山入る割にコンパクトに見えるのが目標。
横幅が体の幅より狭いのも、電車で座る時に気を使わなくていい大事なポイント。

前ポケット。財布とか飴玉とかハンドクリームとか、移動中に出し入れするものを入れます。
サイドポケットはデジカメが入るサイズ。500mlペットボトルも入ります。普段は交通系ICカードを入れています。
カードは落とさないよう、ポケット脇の金属カンに繋いでいます。

外側のあおりポケット。スマホや鍵、イヤホンなどを入れます。
もう一つ内ポケットがあっても良かったな。

内側(体側)のあおりポケット。
紙類などを入れますが、内ポケットは要らなかったかも。

主室。500mlのペットボトルも、手持ちで最も背が高い水筒も入ります。これ大事!
ちなみに水筒は京セラのセラミックコートされたもの。金属アレルギーがあるので悪化防止に使っています。こういうタイプの水筒は、バッグに合わせて買えるほどバリエーションがないので、水筒に合わせてバッグを作ります。
内ポケットは3つ作りましたが、イマイチ使い勝手が良くないので引き続き検証します。

主室のファスナーは例えば下のような感じで、カラビナなどを使ってショルダー用の金具にかけられます。
日本では使わないけど海外旅行時は必須の機能。
金具の形や位置によって、これができないバッグも多いです。
ファスナーが隙間が無いよう完全に閉じられるのも大事。

しばらく使って、持ち手が少し長く、肘に掛けにくいことが判明。
別パーツを作りました。ショルダー紐用の金属カンに取り付けて使います。

これは裏側(体側)。サイドポケットの脇についている金属カンに、上の別パーツをつけると
キャリーバッグの取っ手に掛けた時安定します。

[大きめのファスナートート]
こちらはA4ファイルが入るサイズの、一泊旅行にも使えるバッグ。
気に入って使っていた大きめの合皮バッグが突然加水分解してしまい、慌てて制作。
荷物が多い時はサブバッグを持つ方法もありますが
私は荷物が複数になると置き忘れるので、出来るだけ一つにまとめるようにしています。

上から見たところ。外側にポケットが6つ。使い心地はイマイチでした。

内側。ポケットいろいろ作ったけど、ペットボトル&傘用ポケットを縫い目に挟んだのは
使うたびに開く必要があって使いづらかったです。

内側(体側)の中央外ポケットは底をファスナーで開き、キャリーバッグ持ち手に通せるようにしました。
見えないけどファスナーが持ち手に直接当たらないように工夫しています。

この生地は思ったよりも厚くて、紐を付けるのが大変でした。
またちょっと重いバッグになってしまったのも残念。丈夫そうだけど。
[帽子]
帽子は沢山あるのですが、服と合わせるのに色が難しいことありますよね。
万能な夏用の黒っぽい帽子が必要で制作。以前作ったトップスの残り生地を使いました。
1枚仕立てですが、UVカットの接着芯を貼っています。
こちらは裏側ですが、縫い代はバイアステープで隠しました。
麻生地なので涼しいです。

[リメイク 帽子]
最近帽子がきつい気がして、頭が浮腫んでいるのかと思っていたら、洗濯しすぎで縮んでいました…!
帽子内側のかぶり口に一周テープをつけるのだけど、
肌触りが良いように綿のテープを使っていたら1cm近く縮んでいたのです。
それで専用に売られているテープを買い、全部付け替えることにしました。
まずはゴールデンウィークに、夏用の帽子のテープを付け替え。
冬にしか被らない帽子は洗濯して、梅雨の頃に付け替えました。

下の茶色い帽子は裏地がなくて涼しいのだけど、縫い代の処理をしていなかったので
テープを付け直すついでに、黒い帽子と同じようにバイアステープで押さえ直し
ついでに飾りテープもつけてリメイク。
茶色一色の時より服にも合わせやすくなりました。

ちなみに帽子を始め自分で作る服は、全て洗濯機で普通の洗剤で洗っています。
着物リメイクの服も、生地を洗って洗濯に耐えるか確認してから制作。
生地を買うときも、おしゃれ着洗いが必要そうなものは買いません。
とにかく楽をしたい…!
物を作るのは楽でないように見えますが
欲しいものを探して街を彷徨わなくなったのが本当に楽になりました。
そもそも作るのは楽しいし、とにかく楽しいをしたい!<RK>