ホームセンターにタイルを貼りやすそうな傘立てがあったので購入しました。
今回はオリジナルの図案ではなく過去に撮った写真を元にそのまま作ります。
まずはPCで体裁を整えて実物大にプリントアウト。タイルに転写が終わったところです。2セット、プリントを見ながら作っていきます。タイルのサイズは1枚10cm角なのでデザインは細かめになります。
色の絵付けが終わったところ。元のデザインの模写が目的ではないので、色は適当に置き換えました。
上部のアーチも描いて、輪郭線を入れました。これで焼きます。
貼り終えて完成。一面が縦30cm、横11cm、タイルを貼るために作られたとしか思えない傘立てです。
二面に壁があるので、2セット描きました。角の部分は粘土からL字のタイルを制作。ただ傘立てとの間に若干隙間ができてしまい、後日倒した時に欠けてしまいました…
上から見るとL字の形や、傘立てとの隙間がわかりやすいと思います。
この図案はセビーリャのスペイン広場にあるタイルベンチから拝借しました。1929年に開かれたセビーリャ万博のパビリオンとして作られた、団体ツアーも訪れる有名な広場です。
スペインの各県それぞれにベンチが1つあり、その県の特徴(歴史や風景)が描かれています。ちなみに今回傘立てにした柄はアリカンテ県のベンチのもの。地中海沿岸にある県です。