大阪は梅田で10月17日から22日、東京は銀座で11月4日から10日に「スペインタイルの装飾展」を開催します。教室の生徒さんと卒業生、講師の作品を展示します。
どちらも入場無料ですので、どうぞお気軽にいらしてください。展覧会の詳細はホームページに掲載しております。
出展する生徒さんはほぼ仕上がっている方も制作中の方も、皆さん楽しそうに作業されています。卒業生などご自宅で作業されている方の作品は搬入日が初見となりますが、毎回本当に楽しみです。
私も家で制作中ですが、まったく作業が進みません。どんどん仕上げていく生徒さんを目にしては、間に合わない!と背筋が凍る思いです…
私は毎回ミニチュアを出品しています。今年はドールハウスしようと制作を開始しましたが、工程が多すぎて設計図を作っている時間がなく、ほぼ現場合わせで作っています。一部分が出来たら測ってタイルを制作するという、非常に効率の悪い作業です。
こちらは亙。屋根を作る前にこのくらいあれば足りるだろうと作ったのですが、屋根が出来て測ったら亙は600枚近く必要と判明して追加制作。(もちろん追加分はまだ出来ていません)
こちらはタイルというよりレンガ。スペインでよく見る黄色っぽいやつです。歯ブラシで叩いて良い感じのボソボソ感になりました。
これは床のタイル。焼く前です。六角形の半分のタイルがありますが、半分はカット方向を間違えていたことが焼成後に判明。
上の三角のタイルに色をつけたところ。小さすぎるのでピンセットで抑えながら絵付けします。
焼き待ちのタイルたち。まだまだまだまだ山ほどのタイルを作らないといけません。果たして内装に取りかかる時間はあるのでしょうか…
このままだと空き家のタイル屋敷になってしまうので、展覧会で皆さんの作品を見られるのを励みに、なんとか頑張りたいと思います!<RK>