横浜そごうで5月15日まで開催の「魅惑のミニチュア ドールハウスの世界展」へ行ってきました。
箱根ドールハウス美術館の所蔵品や、日本の現代作家の作品など100点以上の作品が見られます。
撮影OKですが館内は暗くフラッシュなどは不可であるため、ブレブレの写真がたくさん撮れました。とはいえ暗いところに弱いカメラでも、近くに寄れない作品は単眼鏡代わりにズームして見られますので、撮影しなくてもカメラやスマホがあると便利です。
アンティークのドールハウスは、大抵この写真のような正面の壁が開くタイプ。遊び終わって壁を閉じても本体は出しっ放しですよね。私のリカちゃん人形セットはいちいち箱に片付けていたので、出しっ放しに憧れます。今はリカちゃんはいないですが。
どのハウスも職業柄?陶磁器類が気になります。
こちらのサルのジョッキが可愛い。
鶏のローストのようなものも磁器なのでしょうか。粘土かな?
アンティークのハウスは精巧なものがある一方、なぜこんな手抜きを、という部分があるのも魅力です。こちらはかなり良い感じのストーブがあるのに、その右のドアの模様は手描き。本来彫るなりする部分ですよね。手前の柱は彫っているので、職人の手を放れてから付けたのでしょうか。
ビーズ細工のシャンデリア。影も可愛いです。
「スペインの家」というタイトルのハウスがありました。それほどスペインぽいかよくわかりませんが、コロニアル建築っぽいとは思えます。
年代は1880年頃とのことです。
「スペインの家」の台所。スペインという先入観で、手前の皿に入っているものが肉にしか見えないのですが、隣にケーキがあるしこれも菓子かもしれません。奥のピクルス瓶がかわいいです。
こちらは「大きな食料品店」というタイトルのハウス。
こういう沢山の物で埋まった作品が実は一番好きです。
現代作家さんの作品も少し。
こちらは台湾の方で、床のタイルが可愛いです。そうそう、こんな床ある!って感じです。
大きな作品も。(全体が大きいだけで中味は小さいです!)
ドールハウスと言ってもいろいろで、人それぞれ好みのスタイルは違うと思いいますが
小さいというだけで何でも可愛いくなるので、会期あと僅かですが可愛いものがお好きな方にはお勧めします。<RK>