最近、スペインタイルアート工房を卒業した当校認定講師が続々と教室を開いています。皆さん素敵なタイルアート作品を作っていますのでお近くの方はぜひ一度足を運んでみて下さいね。<YF>
今回は、今年、船橋で開校した「陶工房 Francesca(フランチェスカ)」。実はこちらの先生と私は同い年、私は好きなことだけやって毎日フラフラしてるって言うのに、フランチェスカの先生はお子さんもいらして、5時起きでご主人のお弁当を作って、教室もやって・・・という多忙な毎日を過ごしていらっしゃるのにいつも明るくて元気!「マイペースってこういうことよ」って感じで、一緒にいるとそんな大変さは全く感じさせないのんびりとした方。たっくさんのパワーがもらえそうですごく楽しい先生です。そんな多忙な中「以前からの夢だったので」と念願の教室を開いた先生に、こんなこと、聞いてみました。取材当日は息子さんの小学校のバザーに出す、という陶製のお人形作りがすすんでいました。クッキーみたいでかわいかった・・
1.教室を開いてよかった、と思うのはどんな時でしょう?
まず、自分の好きなことを仕事にできる喜びが一番でしょうかねぇ。私は長い間陶芸をやってきていたので、元々陶芸の工房を開くのが夢だったんですね。一方でスペインタイルアートに出会って習い始めたら、すごく楽しくなっちゃったんです。スペインらしい(笑)素朴でお気楽な感じや、味わいのあるモチーフとか絵付けの技術とか。長い伝統の中で心をひきつけるような完成したアートだという事が、習ってみて実感できました。スペインタイルアートのその魅力が陶芸をやっていて感じる魅力と重なる部分が大きかったのが良かったんです。スペインタイルを始めてからは「いつか自分の工房で、この絵付けの楽しさを色々な人と分かち合えたらいいな!」と強く思うようになりました。実際、教室を開いてからの時間は短いのですが、ものすごく遠くから体験講習に来て下さったり、夏休みには親子で作品を創りに来てくださったり。小さな工房なのにわざわざ足を運んで下さる方がいることにまず感謝しています。御礼のメールをいただいたりすると、やっぱりやって良かった!と思います。
2.子育てとの両立、大変そうですが・・・・
課題は、やはり息子(小5)と過ごす時間との兼ね合い。我が家では息子と夕食を一緒に作りながらその日の出来事をお互いに話すのが大事な時間なので、できるだけその時間までに帰宅するようにしています。ですから今は教室の開講時間も短め。いずれ息子が大きくなって部活など自分の事で忙しくなってきたら変更したいと思っています。子育てされている方だと一番の悩みは子どもたちの長い休みをどう過ごすか?ですよね。私の場合、今年の夏休みは息子が一緒に教室に来て、空いている席で宿題をやったり、生徒さんや私と一緒に絵付けをしたりして過ごしていました。それはそれで楽しかったみたいですよ。息子が家に残る時は、自分ではまだ食事が作れないので二世帯同居の義父母に昼食をお願いしていました。
3 最後に、教室の仕事がある一日のスケジュールを教えてくれますか?
5:00 起床。主人のお弁当づくり。朝食準備。
5:40 主人を送り出してから、洗濯。(仮眠。)
6:45 息子起床。二人で朝食。
7:40 息子小学校へ登校
~9:00 掃除など家事を終わらせる
9:10 自宅を出る
9:30 教室着 郵便物の整理や掃除。朝から生徒さんが来る時は前日までに材料・道具などの用意を済ませておく
10:00~16:30 開講
昼食は適当な時間にとります。
生徒さんがいない時間は、講習用タイル・陶器の下準備作業や
販売用の作品作りなど。メールチェックも。
~16:45 次の日に講習が入っている場合はその準備。 工房発
~17:45 食材など買い物などをしながら帰宅。帰宅後はFAXとメールチェック。
17:45~ 夕食準備 息子とおしゃべりしながら
18:30~ 夕食
19:30~ 入浴などを含め、自由時間。とはいえ息子の勉強を見たり、
作品のアイデアを練ったり、ホームページやブログの更新なども。
22:00頃に主人が帰るまでだいたい毎日こんな感じ。
23:00 就寝
船橋周辺の方、千葉県中部から南部の方はこちらの教室が一番近いです。ぜひいらしてくださいね。陶工房 Francesca(フランチェスカ)のホームページへもどうぞ。<YF>