マドリッドから車で約1時間半、窯業の街タラベラデラレイナにある工房を見学したのでご報告。タラベラは今年3月、生徒さんとの研修旅行でも訪れたタイルと陶器の街。公園や教会に貼りめぐらされた大量の装飾タイルにみんなテンションが上がりましたよね~!ホント楽しかった!そのタラベラにまた行ってきました。今回は知り合いのスペイン人が「地元の友人がお勧めの工房があるから一緒に行ってみよう。」と言って、車で連れて行ってくれました。
工房兼店舗は、街中心部にありましたが、入り口はとても小さくて思わず通りすぎてしまいそうなかんじ。
中に入ると右手がガラス張りになっていて、その中で数名が絵付け作業中でした。私達と同じ筆を使ってましたよ~。水彩技法ですが、全く迷いなく?スラスラと色をのせていました。影のつけ方も素晴らし~。この工房は、かなりハイレベルな画を描く工房のようです。
工房は奥行きがあり、お店の奥へ進むとさらに作業場が。正面の壁に大きなタイル画がありますね!
責任者(名前忘れちゃった。。)の男性が丁寧に作業工程を説明してくれました。まぁ、工程は正直、私達と同じなので特に目新しいことはなかったのですが・・・。一緒に行ったスペイン人4名は、ものすごく興味深く聞いてました。スペインタイルについて、日本人の私が知ってて、スペイン人が知らないって、、、なんだかおもしろい。
工房の作品、あまり写真を撮るのも悪いと思い、遠慮して撮らなかったのですが、この作品の画を見るだけで、絵付けのレベルの高さ、お分かりいただけますでしょうか。。
で、私が購入したのが2枚のお皿。小さめです。お値段が高かったので、この2枚が限界。でも、どれも丁寧な絵付けで色も綺麗です。一点一点丁寧な仕事を感じられるクオリティの高い作品を売っているお店でした。またタラベラに行った時は訪れたいな。そうそう、研修旅行では見られなかった、”タラベラの街中で見つけたタイル画”もいくつか写真を撮ったので、またご紹介しますね。お楽しみに。<MK>