前回、前々回と女川「みなとまちセラミカ工房」の移転と引越しのお手伝い記事を書きましたが、実はもう一つ目的があって女川を訪れていました。
スペインタイルアート工房では、教室の生徒さんと行く女川ツアーを計画しています。(時期は未定、来年?)
そのロケハンとして、テレビやネットであまり取り上げられない女川の魅力を探し、うろうろしてきました。教室の旅行でこれらの場所に行くとは限りませんが、こんなものを見てきたよ、という報告をしたいと思います。ツアーに組み込まれなかったら日の目を見ないですしね!
写真はJR石巻駅、二両編成の石巻線で行きます。女川駅はsuicaが使えないので、地元のJR駅から切符を購入して行くとスムーズです。
女川ではシーパルちゃんのマンホールがお出迎え。
今回はレンタサイクルでうろうろしました。自転車は15年ぶりくらいです…
女川の中学生たちの呼び掛けで始まった「いのちの石碑プロジェクト」。かなり坂を登ったところに立っていました。ここまで津波が来たのですね…
プロジェクトについてはこちら。
照源寺というお寺に寄ってみました。寺社仏閣教会、好きです。
「魚類塚」がありました。さすが海の町。
女川湾の北側を通る398号線も走ってみました。小雨の振る中、いつまでも続く上り坂… 途中に太平洋戦争時の慰霊碑があり、その少し先まで行ってギブアップ。
写真右奥が女川駅のある中心部。湾には養殖のブイが見えます。
船にも乗ってみました。観光船でなく「出島 (いずしま)」「江島 (えのしま)」へ行ってまた女川港へ戻る定期線です。
最終便だったため島には下りず、船に乗ったまま周遊しただけでしたが、地形を見るだけでも面白かったです。
窓越しの撮影でぼけていますが出島周辺。
たくさんのブイがあります。震災前から養殖が盛んで有名だそうです。
松島のように面白い形の岩山?島?もありました。
女川港に戻ってくると、辺りはすっかり暗くなっていました。
駅はライトアップ。雨でしたが何人か写真を撮っていました。きれいですものね。
駅舎の上階には「女川温泉 ゆぽっぽ」があります。みなとまちセラミカ工房の皆さんから「ここだけは絶対行ってね!」とお勧めされたところ。内部には日本画家の千住博氏デザインのタイル画が! セラミカ工房も制作に参加しているんですよ。
お風呂なので内部の撮影は禁止でしたが、ゆぽっぽのHPに写真がありますのでご覧下さい。
自転車ですっかり痛くなったお尻を温め、ホテルに戻りました。。翌日、筋肉痛にはならず! さすがナトリウム泉!
夜中、雲が切れた時に窓から星空が見えました。お天気がよければ星座観測もしたかったです。
翌朝、ホテル エルファロの前の道を、駅とは反対の山のほうへ散歩してみました。
エル・ファロの敷地と道路を挟んで川があります。この川が「女川」です。写真はその道と女川。そして奥に見えるきれいな三角の山が女川の隠れた名峰「石投山」。駅からも見えるんですよ。
川では鷺がエサ探し。かなり大きかったです。ダイサギかな?
エルファロから5分ほど歩き、林道の入り口っぽい所に到着。
作業用の車がよく通るようで、舗装されてはいませんが歩きやすい道でした。
平坦だったり緩い坂だったりした道も、しばらく行くと勾配が急に。時間切れでここで引き返しました。この冬は寒い日がとても多かったですが、2015年のうちは暖冬でしたよね。女川のみなさんも「異常気象だ、12月なのに暖かすぎる!」とおっしゃってました。(私は助かりましたが…)
写真の道も冬とは思えない苔の生しっぷり。所々で若芽も出ていました…
山側の散歩は森林浴も出来てとても気持ち良かったです。「女川」といえば「海」のイメージが強いですが。
そうそう、セラミカ工房からのお勧め、もう一つは「おかせいの海鮮丼」。種類はいろいろありますが、私は普通の「女川丼」をいただきました! これで普通とは… やっぱり食べ物は「海」?<RK>