前回のリフォーム記事からだいぶ開きましたが、築50年ほどの自宅二階廊下のリフォームの様子です。前回の記事はこちら。二階廊下の洗面台(ミニキッチン)リフォームまで終えたところでした。
二階廊下の壁は繊維壁で、施工から約40年経ったもの。体が触れるとポロポロ落ちてきます。これを何とかするのが第一の目的でした。第二の目的は天井際に這わせたLANやTVのケーブルを何とかすること。
ビフォー写真。突き当たりにリフォーム終了した洗面台があります。
まず繊維壁を剥がします。壁の下半分の色が違うのがわかりますか?
これは「繊維壁・じゅらく壁用はがし材」を塗った部分です。はがし材に水を加えてゲル状になったものを壁に塗り、10〜20分おいてからヘラなどで剥がします。なかなか気持ち良く剥がれるんですよ!
はがし材を塗った部分が剥がし終わりました。
さて下の写真の受話器はインターフォンの子機なのですが、よくぶつかるので壁に埋めることにしました。これは天井を見上げた写真ですが、白いモールにインターフォン用のケーブルが入っています。このモール配線も無くしてすっきりさせるため、インターフォンを反対側の壁へ移し、壁内にケーブルが通るようにします。
壁に穴を開けます。初めは小さい穴を開け、壁内の柱等の位置を見ます。インターフォンがきちんと埋まるか確認して、必要な大きさにカット。穴のすぐ上の横線は柱の目印。ここに横向きの柱が入っています。
インターフォンを収める箱を作ります。
作った箱が壁に水平に収まるか確認。この後の作業では邪魔なので、箱はいったん外します。
天井に着色します。基本的にペンキは上から塗ります。
増築リフォームしているので、同じ二階の廊下ですが天井素材が違います。こちらは50年モノの天井。
3回ほど塗り重ねて板の模様が見えなくなりました。
長くなってきたので続きは次回。壁を貼っていきます。前回までのリフォーム記事にご興味のある方は「リフォーム中」でサイト内検索してみてください!<RK>