廊下リフォーム続きです。壁を貼っていきます。
繊維壁を剥がさなかった部分には、直接板を貼ります。元の長さは12フィート(約3.6m)あるので、カットして使います。短くするのは機械でやるのでそれほど問題はないのですが、幅をカットする手鋸作業はかなり大変でした… 写真のような複雑な形はノミも使用。
この板はこんな所に使いました。
こちらはコードを通す部分を避けてカット。
BSアンテナのコードを屋外から引き込む場所です。
この板は「羽目板」と言って、脇に凹凸の加工がしてあり、連結して貼っていくことができます。フローリングやリビングの壁などに貼る時は釘跡などが見えないようにしますが、廊下に長居することはないので、そのあたりは適当。ボンドと隠し釘を使用しました。
3kgのボンドを買ったのは初めてです。100円ショップで購入したドレッシングボトルに詰め替えて使います。
写真の小さな青いものが隠し釘。青い部分を金槌で叩いて落とすと釘の頭が落ちるので、釘が目立ちません。
板にボンドを塗って壁に貼るわけですが、ボンドが乾くまではズレてしまうし、ボンドだけではしっかり貼り付きません。そのため隠し釘を固定の補助として使います。隠し釘の頭はボンドが乾いてから落とします。
古い家なので奥の壁と手前の壁では高さが違います。一枚ずつ長さを測ってから切るという、とても面倒な作業でした。しかし隠し釘を金づちで打つ作業は実に楽しくて、作業が終わったあとは金づちロスになりました…
貼るべきところを全て貼り終えたら着色。塗らない部分はマスキングします。ドアを覆うので長い間マスキングしていると生活に支障が出ます、着色作業はなるべく急ぎます。
右が着色したところ。基本1度塗りですが、薄すぎたら部分的に塗り重ねます。木目が消えないように薄めに仕上げました。
着色終了!
インターホンもしっかり収まりました。スイッチカバー類は奥に見える扉と同色で塗りました。
まだ続きます…<RK>