先日、原宿の東郷神社の骨董市に行って来ました。
月一回、神社の境内から竹下通りに抜ける道沿いに
数十件の露店が出店されます。
陶磁器、刀、鎧あり、古家具、古道具、古ポスターあり、なぜか
大量の柿を売る店あり、と何でもござれ、のマーケットでした。
ここは場所柄か、外国人観光客が多いこと、多いこと。
大きな桐箱を抱えた(たぶん壷か何かを購入か?)欧米人が
お宝ゲット!と言わんばかりの満足顔で歩いている姿がちらほら
見られました。
私もお宝探しに出掛けたのですが、今回はいいものに出会えず、
手ぶらで帰ろうかな、と思った時に古着物の露店で足が止まりました。
ここで着物の余り布地(端っこのボロ布)が山積みになってるのを発見。
ひとりワゴンセールごとく、無数にある着物柄から無心でお気に入りを
探したのでした。
購入したのは二枚の違う柄の布地を縫い合わせて一枚の布にしてあるもの。
店主に聞いたところ、「座ぶとんカバーや布団の当て布で使ってたらしい」
とのことでした。ふむふむ、なかなか素敵じゃないか…..。
さて、家に帰って早速裁縫です。ミシンがないので手縫いです。
ふたつの違う柄を活かして、まずはブックカバー。
そしてもうひとつは巾着。ひもは同じ色で長いものがなかったので
色も太さも違うもので代用。スペインの友達へのお土産に、中に日本の
お菓子を詰めてプレゼント予定。
リサイクルのリサイクルですが、ちゃんと形になって立派に使えるものに
変身しました。わずか300円の古布地ですが、アイデア次第で結構いいものが
できるかも。なんだかクセになりそうです。<KY>