11月中旬に愛知県の犬山へ行ってきました。紅葉は始まったばかりでしたが、それでも素敵な色の木々に出逢えましたよ。
まずは犬山遊園駅から木曽川沿いに歩いて「もみじでら」として有名な寂光院へ。とても良い天気で川面にも空の青が映え本当に綺麗でしたが、とにかく寒い・・・! 耳が痛くてたまりませんでした…
途中に「氷室」という交差点がありました。なるほど、昔はこの辺りは氷の貯蔵に使われていたんですね。どおりで寒いわけです。
寂光院の案内にそって坂道を上っていくと階段の参道が現れます。木々はまだまだ緑… このあと訪れた犬山城や有楽苑の紅葉のほうが見事でした…
階段を登り切ったところで、やっと紅葉のお出迎え。ベストシーズンには全山紅葉するらしいです。いつかまたそういう季節に訪れてみたいですね。
犬山には国宝に指定されている建物が二つあります。その一つ「如庵」は織田信長の弟、有楽斎が建てた茶室。移築されてこの地にあるそうです。他にも移築・復元された建物が集められて「有楽苑」として公開されているのですが、和洋問わず建物好きの私には見学するのが楽しい苑でした。
如庵の中は撮影禁止で窓から覗くだけですが、天窓がありました。ガラスの無い時代にどんな仕組みなのかと外から見たら開閉式の屋根でした! すごーい。右の方の屋根の上が開いてるの分かりますか?
もう一つの国宝は白帝城の別名を持つ犬山城です。こぢんまりとしていますが、とても美しい形をしたお城でした。
天守からの景色は絶景と言って良いかも。やはり木曽川の存在が圧倒的でした。周囲も山や緑が多く、建城当時の風景が想像しやすいです。この城が好きで何度も訪れる人もいるそうですが、その気持ちわかりますね。
上の写真は天守の屋根ですが、魔除けの桃がありましたよ。
最後にイヌヤマ・マンホールコレクションをどうぞ。<R.K>