手工芸品見本市2010 in ホーチミン

ベトナム出張ご報告2 <YF>

2010年10月、今回のベトナム出張での一番の目的は「ハンディクラフトフェア2010」の視察でした。“ベトナム雑貨”としてご存知のベトナム国内の伝統工芸品を現代風にアレンジしたアイテムの見本市で、教室で作った皆さんのタイルと一緒に飾れる、もしくは使える素材がないかな、と探しに行ったんです。

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この見本市、日本のモーターショーなどと同じで初日はプレスデー。報道関係者と招待状を持っている人しか入れない日です。商談をするとなるとその後に続く一般公開日に行ったのでは人でごった返していて無理だろうな、と思ったので絶対初日に入りたかった。でも私達プレスじゃないし、どこかでこの日の招待状をgetしないと!
ということで日本のベトナム大使館に連絡すると「よしわかった!じゃあ招待状を送るから」と親切な対応。よかったよかったと思っていたらいつまでたっても招待状は送られてこない・・・う!こういう国ってどこかにもあった・・・そうそうスペインだ・・・・

出発当日に催促の連絡をすると「あ!(忘れてた!)現地で渡します」とのこと。ホントかいな?と疑わしかったけど行っちゃえばなんとかなるかな、とも思いつつ初日の会場へ到着。テレビのクルーや政府の偉い人達がたくさん集まっているゲート、そこでやっと大使館の人と会うことができ「さ、招待状をくださいな」と言おうとしたら「まあまあこちらへ」と開催中のオープニングセレモニー会場へ連れていかれました。
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会場では写真のようになんだかよくわかんないダンスと大音量の歌で耳が痛くなり「はて?私たちはいったい何をしに来たのか?」と一瞬気が遠くなっていたところにアオザイを来た女性スタッフが来てランの花を胸につけてくれ・・・・結局招待状なんて不要、そのランの花を胸にくっつけてその辺にいれば誰でも入れたみたい・・・そして無事に視察も終わり帰る時に入口を見ていたら、その辺の一般市民も手ぶらでフラフラ入っていくではないですか!招待状を求めて何ヶ月も前からあたふたしていた自分はなんだったのか?「取り越し苦労」ってこういうことです。

さて、長くなりましたが実際の見本市はとても楽しかったです。まだ日本では見たことの無いようなクラフト、素敵な色の竹かご、細かい模様が施された刺繍の雑貨など。今後ベトナム発の雑貨が教室にお目見えする日も近いと思います。どうぞお楽しみに。

スペインタイルアート工房HP

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