５月に約２週間の日程でドイツとスペインに行ってきました。
今回の１０年ぶりのドイツ訪問は、せっかくスペインのバレンシアに行くのなら、ついでにドイツにも寄って行こうと思ってのこと。でも数日間で観光というよりも友人に会うのが目的で、毎日移動のハードスケジュールになってしまいました。
初日は友人二人と夕食をともに。ちょうどホワイトアスパラガスが旬の季節だったので、３人とも同じものを注文し、懐かしい味に舌鼓。これがまたドイツの白ワインにとてもよく合います。ドイツワインというと甘口だと思っている方が多いと思いますが、実際に多く出回っているのは、辛口、中辛で、とても美味しいですよ。
この季節新鮮なホワイトアスパラとイチゴはこのような小屋であちこちで売られてます。
友人がスーパーへ行くというのでついて行ってみると、これもまた懐かしいハム、ソーセージ売り場。なんと種類が多いこと！
二日目は東西ドイツ統一直後に通っただけのライプチッヒへ。どのように変化したのか見たくて、３月に日本でお会いしたライプチッヒ大学で日本語を教えている康子先生宅にお邪魔させていただきました。
ライプチッヒに向かう車窓からの景色は広大な平地が続く、心安らぐ風景でした。
駅では先生の教え子達が出迎えてくれて、２か月振りの再会。市内を案内してもらい公園で生徒が作ってきてくれたケーキを食べ、おしゃべりしてのんびり過ごした後、康子先生宅へ。早速ベランダでシャンペンを飲み始め、康子先生が数日前から赤ワインに漬けて準備してくれてた鹿料理をいただきました。
パートナーのクレモンさんはアルザス地方出身のフランス人。そこで偶然Hansiのお皿に出会うことになりました。
ドイツの朝食も私にとってはとても懐かしく、各家庭で朝食の写真と撮ってきました。
朝食後、３人で散歩して、駅でお別れ。私は元同僚、ガビに２０数年ぶりに会いにマンハイムへ。初めて会う彼女の子供たちと一緒に夕食を食べに。
食事が終わっても夏時間なので、まだ明るい。食後の散歩をしていたらリスが！！！！
我が家のリビングより広い寝室でぐっすり眠り、また朝食の時間が。
これではまるで食べては寝ての繰り返し！！！いったい何しに行ったのか？？？といわれそうですよね。
ヨーロッパの食事の時のテーブルセッティングが私は好きなため、また日本と違う朝食の写真は欠かさず撮ってしまったのです。
そして次は、私のドイツの母モニカさん宅へ。私が以前住んでいた家のお向かいさんだったことが、知り合ったきっかけです。残念ながらご主人は昨年突然亡くなってしまいましたが、娘のブリっタもベルリンから来ていて、会うといきなりシャンペン、そしてしばらくしてからケーキとコーヒーを。
ご主人が建築家だったため、家の中もとても個性的で、バスルームの電気をつけるとラジオが同時につくのです。また日本贔屓のご夫妻がよく手入れした庭も建物よりも広く、地下にはサウナまで。
モニカさんの誕生日に私がお邪魔して、お食事までごちそうになり、帰宅してからまたベランダでシャンペンを！！（ちょうど誕生日だったので、飲んだんです。毎日ではないはずですよ。） 気分よく私は３階屋根裏のゲストルームへ。
そしてまた朝食の時間が・・・
大好きなハムとチーズが数種類、手作りジャムも並べられ、リッチな気分を堪能させていただきました。
いったい何しに行ったの？と言われそうですが、数日間だったので、その他の友人には会えませんでしたが、久しぶりの再会を果たすことができ、また、天井が高く、スペースにゆとりのある家々にお邪魔し、私にとって充実した時間を過ごすことができました。＜YU＞