さて、この写真は何処の国だと思いますか?
正解は日本、東京ディズニーシーの中です。
初めて行ったのですが、まさに良くできた夢の国でした。
私が一番感動したのが、パーク内の様々な建物や装飾、雑貨、小物類などでした。
ここの装飾美術の仕事がしたい!とまで思ってしまうほど、細かい所まで良く作り込んでいるんです。作り込む、というより本物をそのまま持ち込んでると言っても良いほど。
とにかく細かい所まで徹底して「本物」を追求しています。
エリアごとにテーマがあり、それぞれにあった世界観が表現されています。
まずは最初の写真のモスクがある「アラビアンコースト」。モスクに囲まれるように小さな街が広がっています。幾何学模様の鉄柵や、モロッコ風の陶器が建物の壁に飾られていました。まるでアラブの国にタイムスリップしたようでしたよ。
続いてはメキシカンタイル。
こちらは「ロストリバーデルタ」エリアです。
映画インディージョーンズ~クリスタルスカルの王国~がテーマになっています。南米アマゾンが舞台の映画でしたね。
ちょうどハロウィン前だったからか、ガイコツにも面白いペイントがされてました。
メキシコではかぼちゃのお化けではなく、ガイコツを祭るみたいですね。色んなガイコツがいて面白かったです。
最後は美しいモザイクタイル。こちらは「マーメイドラグーン」エリアです。
洞窟の周りが岩山で覆われているのですが、その岩山の壁一面にモザイクタイルがはめ込まれていて圧巻でした。
ガウディが作ったバルセロナのグエル公園に匹敵するほどの存在感でした。
ひとつひとつのタイルを良く見てみると、魚や人魚がレリーフ(彫り込み)されています。
「すごい、このテーマに合わせてわざわざ制作したんだ!」と感動した瞬間でした。他にも貝殻がくっ付いていたりして遊びゴコロ満載!それでいて色使いも素敵で、立派なアート作品でした。
アトラクションの中にも沢山の魅力的な装飾や小物があったのですが、暗くて上手く撮影できなかったのが残念でした。
こんなに園内装飾の虜になってるのは私だけだったかもしれませんね(笑)。
もう一度行く機会があれば、今度は園内の端から端までじっくり見て周りたいと思いました。
皆さんもシーに行く機会があれば、アトラクションの待ち時間を利用して是非世界の素敵な装飾品をじっくり探してみてくださいね。<KY>