新橋で「幸之助と伝統工芸」展と「情景作家-昭和のミニチュア」展を見てきました。
「幸之助と伝統工芸」はパナソニック汐留ミュージアムで開催されている、パナソニック創業者松下幸之助氏ゆかりの伝統工芸作品の展覧会。
展示品のほとんどは戦後日本の作家による工芸品で、大量生産時代に反した手間も時間もかかる品々。
とはいえ美術品を鑑賞するというよりは使ってみたい、手に取りたい、と感じるものがほとんどで、この模様かわいい！とか、これ欲しい！とか、ウィンドウショッピングをするような気軽さで見てしまいました。そういうことがあるから伝統工芸品って楽しいんですけどね。
さてパナソニックビルの隣にある背の低い建物は「旧新橋停車場」。日本初の鉄道路線が新橋-横浜間にひかれましたが、その新橋駅駅舎を当時と同じ位置に再現した建物で、鉄道歴史展示室を無料で見学することができます。写真中央の建物が旧新橋停車場(入り口は反対側)で、右にそびえるビルがパナソニックです。
今回の企画展「情景作家-昭和のミニチュア」では「鉄道模型」だけでなく、風景や店舗、また縮尺も様々な四人の作家のミニチュアが展示されています。
ミニチュアに興味がなくても「昭和の懐かしい風景」がお好きな方はぜひお勧めします、楽しいですよ。新橋・汐留近辺で時間が余っちゃったな〜という方にはお勧めのちょい寄りスポットです。<RK>