廊下の懸念は繊維壁ともう一つ、TVやLANなどのコード類でした。これらを太めのモールに収めることにします。モールは配線ケーブル等を収めるものです。
本来は天井際にモールだけ貼り巡らせば済むのですが、壁に貼った板の切り口を隠すため、回り縁(モールディング)をモールの下に貼り巡らせます。
モールと名前が似ていてややこしいですが「モールディング」は天井や壁、窓枠や家具などを装飾する飾り縁です。
購入したモールディングは木製なのでまずはカットして焦茶に着色。
こちらは実際に貼ったところ。天井際の少しテカリのある棒がモール、その下のピンクの隠し釘で押さえているものがモールディングです。ぱっと見一体化して見えますよね? ちなみにモールは元々焦茶のものを購入しました。
ケーブルが無い部分も高さを合わせるためモールを貼ったので、廊下の天井全てに張り巡らされています。
ここはコードが「垂れ壁」を回り込んでいましたが…
垂れ壁に穴を開けてコードを通しました!
全体的にはこんな感じ。スッキリ!
さて床側の回り縁はどうしたかというと…
回り縁より壁のパネル板が出っ張っている部分はタイルを貼り、そうでない部分は色だけ塗り替えました。
写真で板が出っ張っているのがわかるでしょうか?
タイルを貼って、ほぼツライチになりました。
タイルは流しと同じモチーフで作りました。
長々とお付き合いいただきありがとうございます。次回最終回予定です。<RK>