最近は必要なものがあると、過去に作ったものを再利用して作ることが多くなりました。場所を取るので捨てるべきか悩むところはありますが、買いに行くのが面倒なのが大きな理由です。もったいない精神も少しだけ。
例えばこんな感じ。これは作ってから10年くらい使った机を解体した廃材です。ちまちま使っています。
こちらは木材ストッカーを組み立て中。白い板が上の写真にある机の廃材です。無着色の板は廊下のリフォームで壁に貼った羽目板の残りです。反りがあるので力尽くでビス打ち。
取っ手とキャスターをつけて完成。作業場で使うものなので、装飾や着色はしません。
木材ストッカーを定位置におさめたところ。これを作るまではダンボールに入れていたので、使い勝手が各段に良くなりました。
しかし一つ失敗が。ダンボールより深い入れ物になったので、2mの木材を入れると天井につかえて取り出せない…
2m材は別の場所に置くはめになりました。
ちなみに左側には910×1820の板が置いてありますが、ストッカー側に倒れかかってくるので、壁の上部にフリーストップヒンジを付けました。自由な角度で止まるヒンジで、これにアルミアングルを取り付けて板を押さえています。
こちらは冷蔵庫の隙間ラック。15年くらい前に作ったものかな? あまり覚えていません。
冷蔵庫が故障して大きいものに買い換えたため、ラックが隙間に入らなくなりお役御免に。
このラックを解体してざっくり塗り直します。ボンドを使わずビスと釘で組み立てていたので、再利用しやすかったです。
細幅の小さなラックを作り、また米櫃置きに。下のスペースはお盆を入れます。足は手前にゴム脚、奥にキャスターを付け、地震で飛び出さないようにしています。
同じラックからもう一つ、ゴミ用のラックも制作。下のスペースに無印良品のファイルボックスをキャスター台に乗せて置き、紙ゴミ入れにします。
キャスターは無印の専用品がありますが、サイズが合わなかったので自作しました。
奥行き15cmのファイルボックスは中くらいのサイズのショッピングバッグ(紙袋)がすっぽり入り、A4サイズのゴミが捨てやすくてお気に入りです。
このゴミ用ラックも適当に作っているように見えますが、キャスターの取り付け位置、ラックの幅など意外とシビアに作っています。
でも出来上がってファイルボックスを入れたら、横幅に余裕が6mmしかなかったせいか、ボックスを出し入れする時にラック側面の中央の脚に引っかかる問題が発生。再利用DIYでなければ中央に脚は作らなかったので、この問題は起きなかったはず…
今回は100均のPPシート(これも別のDIYの余り)を貼って引っかかりを無くし問題解決。再利用DIYは臨機応変になる確率が高いです。
木材の再利用は設計の自由度が低くなりがちですが、パズルのようで考えるのが楽しいです。<RK>