スペインバスクのバル巡り

皆さんこんにちは!

昨日までスペイン旅行をしていたので、熱が冷めないうちにブログに綴りますね。(厳密には時差があるので、このブログの更新時はまだ昨日です)

今回訪れたのは北スペインのバスク地方。アムステルダムからビルバオまで直行便で約2時間の空の旅です。

旅の目的はずばり「バル巡り」!!

ビルバオ→サンセバスチャン→オンダリビアの3泊4日でピンチョスを食べ尽くすぞ~の旅です笑

(ダイエットしている方は閲覧注意です!)

はしごの結果はビルバオ4軒、サンセバ3軒、オンダリビア2軒。

思っていたほどはしご出来なかった…若い時よりも量が食べられず、行く先々でチャコリというバスクの地ワインを飲むので、そもそも水分でお腹がタポタポ状態に…

それでもバルの外まで人が溢れてワイワイ楽しく飲む、というスペインならではの雰囲気を堪能できただけでも来た甲斐がありました!

バスク地方の良いところは、山も海もあるので肉も魚も新鮮で美味しいところですね。

特に海の幸が豊富なのが個人的にお気に入りポイントです。

地元の人達はほとんど何も食べずに立ち飲みしているだけなのですが、こちらは観光客。ついついあれもこれもと欲張ってしまいがち…

色々なバルを楽しみたい場合は1軒につき1ピンチョスがよいかもしれませんね~

とはいえ珍しいピンチョスに出会ってしまったらそれはそれで仕方なし。椅子をゲットして落ち着いて楽しむ、これもまた良し。

アンコウの串刺しやバカラオ(タラ)のきのこソースがけなど、他にはない珍しいピンチョスに出会えたのもはしご酒のおかげ!

個人的にはパンに乗ってない串刺しピンチョスをもっと増やしてほしいな~なんて。日本の焼き鳥スタイル。(パンもお腹いっぱいになる原因のひとつなんですよね…)

最後に、バルではないのですがオンダリビアにある昔ながらの食堂的なレストラン、

「Hermandad De Pescadores」をご紹介します!

オンダリビアは漁村なのですが、その漁港でとれた新鮮な魚介類を中心としたメニューが人気の店です。

まずは前菜に「魚介のスープ」

ちょうど2人前の量でした。(すべて2人でシェア)

全日空の機内誌「翼の王国」で

“世界一美味しい魚介スープ”と紹介されたことがあるそうです。

さまざまな魚介の出汁に白身魚やアサリの身が入った素朴で優しいお味のひと品。日本の出汁のような味の深みは無いものの、好みで塩をふっていただくスタイル。私は軽く塩をふった方が旨みが増して、更に美味しく感じました。スープの色はトマトではなくパプリカパウダー(甘い方)ですね。スペイン料理には欠かせない調味料です。

メインは2皿、

「イカの墨煮」「バカラオピルピル」

前者はスペインに来たら必ず食べる好物料理。墨ソースを食べるために白米が添えられて来た。これは初体験。美味しいソースを残さないように、更にパンにもつけて堪能しました。

後者はバスク料理と言えばコレ!のひと品。何気に本場のピルピルを食べるのは初めてでした。

クリームソースのように見えますが、実はオリーブオイルとバカラオのゼラチン質が混ざり合い乳化してできるソースで、ピルピルとはこのソースのことです。あっさりしているけれど”コク”みたいなものを感じるソースで大変美味しゅうございました(←表現古っ)

写真では見えていませんが、バカラオはこのソースの下に隠れています。語彙力が足りなくてちゃんと伝えられていない気がしますが、バカラオは少し塩気が効いていて、そこにほんのりニンニクが香るまろやかなピルピルが絡んでとっても美味しかったです。

どの料理にも共通するのは、素材の良さとシンプルな味付け。スープもソースも余すことなく最後まで味わいたくなる優しい味でした。

〆のデザートは「レモンソルベのカバ風味」

カバはスペインのシャンパンです。大袈裟ではなく、今までスペインで食べたデザートの中でいちばん美味しかったです‼︎

オンダリビアでバルのはしごが少なかったのは昼にこれらを食べたからなのです。お腹がいっぱいすぎて夜はもう無理でした。。。

ということで、今回は最初から最後まで、美味しかった食べ物のことをツラツラ書いただけのブログとなりました…どうぞお許しくださいませ…

日本からはちょっと遠いですが、呑兵衛の方、そして美食家の方にもおすすめの場所ですよ〜<KY>

(個人のインスタグラムでは、バルの雰囲気を短いリール動画ですが投稿してます(約10秒くらい×2本)

ご興味のある方は覗いてみてくださいね)

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