前回に続いて、今回は昨年末に訪れたバルセロナの観光編をお届けします!
そもそも今回の旅の目的はこの3つ!
①太陽摂取
②美味しいご飯摂取
③モデルニスモ建築&デザイン摂取
結論を先に言うと、3つともコンプリートしました!!

①太陽
コレ、一番求めてました…
何度も言いますが、オランダの冬はホントに晴れない…というか雨ばかり…
特に12月は雨風あられにカミナリに、午前中はほぼ霧と同居。
イヤでも引きこもりになります。
オランダ人にとっての人気観光地がスペインなのもうなづけます。

この4日間、初日は曇り空だったものの、それ以外は快晴!
雲ひとつない青空はこんなにもハッピーな気持ちにさせるのか!と幸せを噛み締めたのでした。
そしてポカポカ陽気で日中はコート要らず!
12月下旬にもかかわらず日本の秋のような気候で快適でした~

②美味しいご飯
スペイン料理サイコー!
他にも美食の国は多々あるし、まだまだ未体験の国&食はたくさんある。
だけどやっぱり私はスペイン料理が好き!

年齢を重ねて、以前よりも量が食べられなくなっている今日このごろ。
少量でいろんな種類の小皿を選べるタパス&ピンチョススタイルがありがたすぎる‼︎
店ごとに工夫された多種多様のピンチョスは目にも鮮やか!

その創造性に日本の居酒屋やおばんざい料理と似たようなものを感じます。
バルセロナに来たらやっぱりカタルーニャ料理を食べなきゃね!
ってことで代表的なものをいくつか食べました。

右から
・エスケイシャーダ(esqueixada:塩タラ入りのマリネ)
・サーモンのムースのピンチョス
・フエのムース風?ピンチョス(fuet:カタルーニャの白カビのサラミみたいなものでちょっとクセあり)
・トルティーリャ(これはスペイン料理の定番ですね)

・ブティファラブランカ(butifarra blanca:カタルーニャの豚腸詰の生ソーセージ)
付け合わせは白インゲン豆が定番

・イカ墨パエリア
カタルーニャではお米の代わりにパスタを短くしたフィデウアが名物ですが、私はお米の方が好き!

・チュロス(カタルーニャとは関係ないけど無性に食べたくなった)
しっかり?砂糖をまぶしてチョコラテ(ホットチョコ)にたっぷり浸して美味しくいただきました。
これをお昼前のおやつにする予定だったので朝食はちゃんとクロワッサン1個のみにしました〜
③モデルニスモ建築
ユニークなデザインとカラフルで麗しく、そして愛らしいデザインが融合した独自のスタイルが好き。

2026年に完成するといわれているサグラダファミリア
(たぶん完成しない)

大樹が大地にしっかりと根を張り天に向かって伸びているよう。
自然と融合した曲線の美しさもまたガウディ唯一無二のデザイン。
柱の色の違いで建設時期の新旧がよく分かりますね!

海の中をイメージして作られたカサバトリョ
吹き抜けの装飾タイルは、屋上に近づくにつれて濃い青色になるようにグラデーションされています。
下の方が白っぽい水色なのは、太陽の光が届きにくいので、少しでも明るさを取り込むための工夫とのこと


実際の海の中の色とは逆の発想ですね!

ガラスの表面も波打っていて、文字通り海の中にいるみたいに見えてすごくキレイでした
元病院とは思えなサンバウ病院群
病棟に明るい光を取り入れるために建物はすべて南向きに設計されている

病棟はすべて地下通路でつながっていて外に出ずに行き来ができる

ふんだんにステンドグラスを使用していて、入院患者が少しでも明るい気持ちになれるように配慮されたデザイン

モンタネール建築はいつ見てもため息が出るほど美しい…

サンバウ病院から望むサグラダファミリア
病院からちょうど真南に900m下ったところにサグラダファミリアが位置しています。
モデルニスモ建築って、天気が良いとその魅力が3倍にも4倍にもなる気がします。
曇りの日だったら、きっとステンドグラスはこんなにキラキラ輝かないし、
光が当たらないタイル装飾も鮮やで艶やかな質感と立体感が半減してしまう。


カタルーニャを照らす太陽とセットでモデルニスモ建築は成り立っているんだなーと改めて思った今回の旅。
特別なことは何もせず、王道の観光スポットをゆる~く回っただけの今回のバルセロナ。
たくさん太陽を浴びて美味しいものを食べて美しいものを見た、ただそれだけ。
でもこれって私にとっては贅沢の極み。
いつもできることじゃないけど、こういう旅が理想かも!<KY>