12月1日から25日まで、横浜市中区の山手西洋館にて、恒例の「世界のクリスマス2009」が開催されます。西洋館ごとにそれぞれ一つの国をテーマにしたクリスマスの展示をするのですが、今年ポルトガルがテーマの「山手111番館」に、当工房のタイルや陶器が展示されています。山手西洋館のHPはこちら
コーディネートはローヤルフラワースクール銀座校の斉籐良枝先生。私たちはポルトガルデザインのタイルや陶器などをお貸ししているだけなので、どんな風に展示していただいたのか楽しみに、さっそく初日、見学に行きました。
山手111番館は港の見える丘公園にあるスパニッシュスタイルの洋館。玄関で可愛いリースたちとトピアリーが迎えてくれました。入ってすぐ、吹き抜けホールのオブジェには驚くばかり… また、ほとんどの西洋館にテーブルコーディネイトの展示がありますが、山手111番館は自然素材を使ったナチュラルなコーディネイトで、とても素敵。すぐに真似したい! でもこういうのって真似しても同じようにならないんですよね・・・やっぱりプロのセンスで作られたものは美しいです。
下の写真、左から玄関、吹き抜けホール、テーブルコーディネイト、その一部アップの写真です。ポルトガルでポピュラーなアジサイの花を使ったフラワーアレンジだそうです。ポルトガルでアジサイ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、観葉植物としてよく見られるんですよ。私がポルトガルで撮影したアジサイの写真、5枚目に載せて置きますね。
さて展示していただいている工房のタイルと陶器の写真もご紹介します。
まずはダイニングに続くギャラリー。左から、ギャラリー壁に並んだ絵タイル(4組とも)、その向かいの壁の凹みに置かれたアズレージョ(一緒に置かれたフラワーの色がぴったり合って素敵です)、部屋中央のテーブル(巨大なフラワーが目を引きつけます。タイルが向こう側に置かれています)、そのタイルたち(なべ敷き、ミニトレーなど)、小皿とクリスマスナプキン、リボンが架けられて可愛さ10倍の丸皿かご、です。
他にバスルーム、キッチンにも陶器が置かれているので、行かれる方、どうぞチェックしてください。もちろん写真もご紹介します。左から洗面台のソープボトルたち、配膳台のコップやピッチャー、植木鉢、さじ(又はレードル)置き、です。さじ置きの隣の輝く鍋はカタプラーナ鍋です。
教室でふだん見慣れているタイルや陶器たちが、こんな素敵にインテリアを演出しているのを見て、ちょっと感動してしまいました。
このイベントは12月25日まで、全部で8つの西洋館で開催されます。日が落ちるとライトアップも綺麗です。期間中無休ですので、クリスマスを堪能しに、横浜観光はいかがですか? 中華街や元町もすぐそこですので、見る・食べる・買い物する、と楽しめますよ! <RK>