前回に続き、タイル工房ミニチュアハウス。
今回は展示品のタイルと電灯類をご紹介します。
タイル工房ではタイルを販売していますが、
即売というよりはサンプルを展示して注文を受ける感じです。
直売のスペースが作れませんでした…
壁は家具などで埋まっているため、
階段横のスペース (1、2階の窓の間) に展示しようと始めから決めていました。
手が届かないところは長い棒か脚立で取る設定。
こちらは焼成時の写真。
組タイルをバラバラにして焼くと、パズルのピース探しのように
大変なことになるので、きっちり並べて焼きます。
展示した状態。
デザインをいちいち考えるのが大変なので、過去に作ったデザインを再利用したり
数枚余っていたタイルを再利用したりもしました。
最上段の4枚組タイルが4枚合わせて2.5cm角くらいです。
12分の1のミニチュアなので、現実では15cm角タイルの4枚組=30cm角のイメージです。
展示の右半分。
四角だけでなく円形、多角形のタイルもあり。
壁にプラ棒で作った桟を貼り付け、タイルを引っ掛けています。全て取り外し可能。
作品製作中はとにかく時間がないので、壁を埋めるために
どこにどのサイズのタイルを置けば無駄が出ないか、計画を立ててから作りました。
右の最上段は現物では1つ増えてます。スペースが寂しかったのでしょうね。
さて次は電灯類です。
電源は乾電池式のLED豆球で、乾電池は屋根裏に、電気配線は壁の中を通っています。
室内の電気は1階は暖色系、2階は白色系です。
暖色系の雰囲気が好きですが、絵付けするには向かないので
2階の絵付け部屋は白色にしました。
1階だけ撮影すると暗いですね…
でもソカラトタイルの天井には時代が古い感じがして、ライトの色も合っていると思います。
電球が4個しか見えませんが、階段の裏にもう1個あります。
2階には3個の電灯があります。
点灯していると柄が見えないので、手前がボケていますが消灯時の写真を。
奥のライトはアクセサリー用のガラスボールを買って
曇りガラス風に着色し、LED豆球のカバーにしました。
土台はタイルで、電球と電線を通すため中央に穴を開けています。
手前のランプシェードは昔作ったお皿の型を利用して制作。
縁に飾り切りをしています。
窓の外から覗くと、電気ついてる!って感じ。
電気はもう一つ、外にもあります。玄関脇の外灯です。
ここも暖色系のライトにしました。
次回は最終回です!<RK>