エディンバラへの週末旅とイースター

オランダは3月の下旬にサマータイムになり、日本との時差は−7時間となりました。

4月5日はイースターだったのですが、街じゅうがカラフルな卵やウサギで溢れかえっていました。

バレンタインが終わるとだいたいどのお店もイースターのディスプレイに様変わりします。

花屋では卵型のキャンドルやニワトリやうさぎの置物が所狭しと並び、スーパーでもうさぎや卵のお菓子(ほぼチョコレート)がずら~っと並びます。

子供たちはエッグハントのイベントを楽しんだり、家族で集まってパーティーをするなどお祭りムードな週末でした!(我が家はいたってフツーの週末でした)

私も小さい頃はプロテスタント教会附属の幼稚園に通っていたので 「たまご探し」(と当時は言っていた)が楽しくて毎年ワクワクしていたのを思い出しました。

気分も気候もすっかり春になり、やっと外に出かける気分になったので、イースターとは別の週末に、1泊2日でスコットランドのエディンバラに行ってきました!

2025年1月からイギリス入国には電子渡航認証「ETA」の事前申請が必要で、この申請をしないと入国できないのがひと手間ですが、それを除けば飛行機で約1時間半のフライト。こじんまりとした街なので1泊2日でも十分楽しめました!

オランダよりもだいぶ北に位置していますが、気候はほぼ同じ。この週は比較的暖かくて(と言っても最高気温12~13度)外を歩き回るにはちょうど良い天気でした。

エディンバラの旧市街の第一印象は「ずいぶん崖の上にある街なんだなぁ」でした。

空港から市内へは路面電車(トラム)で1本、30分位なのですが、到着するのは旧市街の麓。そこからずーっと坂を登って旧市街に入ります。徒歩20分くらいだったかな?

調べてみると、大昔の火山活動と氷河の侵食によってできた街で、ごつごつとした火山岩と谷で形成された起伏の激しい地形に谷を埋め立てて街が作られたそうです。

旧市街の一番高いところにあるのがエディンバラ城なのですが、火山で噴出した玄武岩の上に建てられたとのことでした。まさに自然の砦ですね。かつては要塞としてスコットランドの軍事拠点だったそうですよ。

そのエディンバラ城へ向かうメインストリートの「ロイヤル・マイル」の両脇には「Close(クロース)」と呼ばれる路地や小道がいくつも伸びていて、これらの先の多くは急勾配の階段や坂道になっています。まさにロイヤル・マイルは岩山の尾根に位置し、そこから左右に伸びるCloseの下は谷なんだなということがよく分かります。

こちらはお城に向かうロイヤルマイル(上り坂)↓

こちらはお城から下るロイヤルマイル↓

ロイヤルマイルの脇道「CLOSE」↓

closeに出くわすとつい「この先はどこにつながってるの?」と降りてみたくなる衝動にかられ、うっかり何度も降りてしまって何度も後悔しましたw

ひとつの旧市街の中で、こんなにも高低差がある街は初体験かもしれません。当たり前ですが自転車はまったく走っていませんでした。

オランダとの最大の違いはこの地形。オランダは国土の約4分の1が海面よりも低い土地で、それらを埋め立てて作った平地が多いので坂がほとんどありません。

共通点といえば、強風が常に吹いていたということでしょうか。(行った時がたまたまだったかも?)

お城の眼下に海(北海)があるので、海風の影響なのかなと思いました。

オランダも北海からの風で(こちらは平坦ゆえ遮るものが何もないので)一年中どこもかしこも強風です。

強風には慣れているので観光中は特に気にすることもありませんでしたw

街歩きはとにかく楽しかったです。建物はこの土地で採れる砂岩でできているとのことなのですが、いい感じに黒ずんでいて歴史を感じるし、重厚な雰囲気がとても素敵でした。そしてすでにお気づきの方もいるかもしれませんが、街全体がハリーポッターの世界観でした!!

そう、エディンバラはハリーポッターの第1作目「ハリー・ポッターと賢者の石」が執筆された街なのです。どんより雲やダークグレーの街並みが、いかにも魔法使いでも出てきそうな、そんな雰囲気を醸し出しているのですよ…

ハリーポッターを目的に来ている人もたくさんいて、街のあちこちで聖地巡礼ツアーが行われていました。私は1泊だったので参加は見送りましたが、街歩きとお城見学だけでも十分映画の雰囲気を感じられて大満足でした。

ちなみに映画は全部見ていたのですが、単発で飛び飛びだったので、内容がよく理解できていませんでした。数年前にNetflixで一気見したら、ようやく全体のストーリーが分かってすごく面白かったので、どんな話だったっけ?という方には一気見がオススメです!

話が逸れましたが、今回の旅の工程はこんな感じです↓

1日目:街歩き→パブで夕食で終わり

2日目:パブで朝ごはん→午前中にスコッチウイスキーの体験ツアー→お城見学→パブでランチ→スコットランド国立博物館で終了

スコッチの体験ツアー:歴史から作り方までを映像を見ながら学び、5つの地域で作られている特徴的なスコッチの香りを嗅ぎ、好きなものをひとつ選んで最後に試飲できる約45分の見学&体験コース。

私は洋梨の香りのスコッチを選んだのですが、なぜかスモーキーなものを注がれてしまい(なぜ??)喉が焼けるかと思いましたwそのくらいアルコールの強さを感じました。(もちろんチェイサーも用意されていたので大丈夫でしたけど…)

試飲した時のグラスは持ち帰ってOKとのことだったので旅の記念に持ち帰りました。

国立博物館:約2万点の所蔵品があるとのことでかなり巨大でびっくりしました

でもさすがイギリス、入場無料でした!

総合博物館といった感じで、考古学・自然科学・歴史・文化・美術・ファッション・家具・車などバラエティーに富んでいて、大人も子供もみんなが楽しめる博物館だと思いました。

パブで食べたもの:

ハギス=Haggis(スコットランド名物)

羊の内臓とハーブなどのスパイスを混ぜてソーセージ(というか挽肉ペースト?)にして茹でたもの。

クセが強いと思いきや、スパイスが効いていてとっても美味しかった。

付け合わせはポテトとニープス(カブの一種)のマッシュ。

ビールが非常にすすむ逸品でした!

フィッシュ&チップス

こちらもサクサクふわふわで美味でした。

フライ用のタラはcodとHaddockの2種類あるのですがスコットランドは後者のハドック(モンツキダラ)が一般的で、codよりも甘みがあって柔らかいそう。確かにほんのり甘みを感じました!

メニュー表にはビールの衣で揚げたハドックと書いてありました。

スコティッシュブレックファースト

ブラックプディング(豚の血のソーセージ←好物)とハギスが入ってました。

パンの左隣はタティ・スコーン=tattie sconeといって平たいスコーンとのことで、余ったマッシュポテト、小麦粉、バターを使ったスコットランドの家庭料理だそう。ほんのり甘くてもちもち食感でした。

朝だったのでコーヒーを飲みましたがこちらも全体的にビールが進みそうなメニューでしたw

サンデーローストとスコッチエッグ

日曜日だったのでこのメニューを食べられて大満足!

この日のお肉は豚肉でしたが牛・羊・鶏など店や家庭によってまちまち。

グレービーソースが濃厚で美味しかったのと、ヨークシャープディング(シュー生地みたいなパン)のふわサク食感もソースを最後まで堪能できてgood!

スコッチエッグは見た目どおりの味でした。

今回泊まったホテルは1階がPubだったので(知らなかった!)朝ごはんはこのPubのメニューの中から好きなものを選んでOKだったので一番高いやつにしましたw(確か15ポンド=3,000円くらいだった)

ホテルのチェックインとPubのレジが一緒なのも面白かったです。

ちょうどお昼どきにチェックインだったので、Pubの大画面でサッカーを見ながらお酒を飲んでる人たちの間をすり抜けて客室に行くというおもしろ体験をしました。

↓写真は朝のPubでお客さんは1組しかいなかった。宿泊客は一番奥の「BEDROOMS」の扉から出入りします。

このホテル、リピートしたいくらい良かったのですが、エレベーターがないのが唯一難点かも。私は1泊で荷物もほぼなかったので問題なかったのですが、スーツケース持って急勾配の階段を4階まで登る、とかかなりキツイと思います…

それと今回、紅茶とアフタヌーンティーは胃袋と時間に余裕がなかったので無理でした…

1泊2日にしては行きたいところ、食べたいものは食べられたので、こういう週末旅、またやってみたいな~と思いました!<KY>

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