前回の服に続き、今回は2025年に作った布系の小物です。
[紛失防止タグケース]
AirTag用の傷防止ケースです。
作り方を色々と考えて、とりあえず試作したものですが
このまま完成品になりました。
長方形に切った布を折り畳み、脇を塗い、ひっくり返しただけ。

フタ部分をめくって出し入れします。
生地は前回ブログに書いた合皮コートの余り。
端は切りっぱなしでもほつれません。
これはストレッチ性がある生地。伸びない生地だとこの方法はダメかも。

[帽子]
黒系の帽子を増やしました。
左はツイードっぽい厚めの生地、真ん中は薄め、右は普通。

裏側。
左のツイードっぽい生地の帽子は冬用ですが、織地がざっくりして風を通すため
裏地はストレッチ撥水生地を使っています。風を通さず暖かいです。
中央は夏用なので、メッシュ裏地。
右は3シーズン用、裏地は長年家に余っている綿生地を使いました。
中央と右の表地は服を作った残りの生地を使っています。

ちなみに左のツイードっぽい帽子は以前も同生地で作ったのですが
普通に洗濯を繰り返したら、縮みすぎてかぶれなくなり
まだ余っていた同じ生地で作り直したものです。
母のスカートのリメイクです。
広げて接着芯を貼ったところ。

こんな感じでバイアスに切っていきます。
接着芯は全ての帽子に貼っています、帽子の形にもよるけど
キャスケットタイプは貼らないと型崩れしてしまいます。

[布マスク]
ヨレヨレなマスクの交換用に。
型紙や作り方はもう決まっているので、ザクザク作れます。

12個、生地のカットを含め3日間で完成。
生地に合わせて糸の色を変えるため、効率の良い段取りが重要です。
裏側は主にガーゼ生地。

[パスケース]
服と同様に、秋の展覧会のためミシン作業は4月までと決めていたのですが
2025年前半は最後にSuicaケースを作りました。
以前作ったものがだいぶ汚れてしまい、その不満点を改良した新作です。
旧作はこちらの記事に掲載しています。
ブックカバータイプとポケットタイプの2種類を、
マジックテープでくっつけたもの。
ブックカバーの方にSuica、ポケットに鍵とイヤホンを入れるものでした。
今回イヤホンは無し、Suicaと鍵用にします。
Suicaはブックカバー型、鍵を入れるところはガマ口にします。
なぜブックカバーかというと、ブックカバーのもう片側に
磁気(スキミング)防止カードを入れるためです。
改札を通るときにブックカバーを開いて、Suica部分のみ改札にタッチします。
しかしブックカバーとガマ口が合体した、良い見本が見つかりません…
ガマ口の本も買って、かなり脳みそも使い型紙を作りました。
まずは不織布で試作から。

形やサイズが正しいかだけでなく、縫う位置や順番など確認します。
大抵はいくつかの間違いが見つかり修正します。

さらにシーチングでも試作します。
生地や縫い代に厚みが出ると、
不織布では入っていたカードが入らなくなるかもしれません。
「E表」にカードが入るか試したところ。

本番。内側の生地はこれも合皮コートの余り生地。
スエード調なので多少の滑り止めとクッション効果があります。
中央から左半分はキーケース。
上部のDカンに鍵を紐などで取り付け
下側のポケットに鍵の先端を入れます。2本用。
右側はフリースペースで、とりあえずコインを入れてみる予定。
実際に使用して、次回の制作に活かします。

上の写真、上下中央の出っぱった部分で表生地と縫い合わせ
ガマ口に接着します。

ガマ口の外側にブックカバーが付いた形状です。
以前のパスケースではフタのないポケットに鍵を入れていたので、
鎖で繋いではいましたが時々落とすかも、と不安になりました。
今回はガマ口の中に鍵が収まるため不安が解消されました。
ガマ口の丸カンで、バッグとも繋いで使用します。

ここで2025年前半の布作業は終了。
展覧会が終了して3週間後くらいから、まずは靴下を作りました。
[靴下]
基本的に家履き用です。
水色の靴下は薄手のフリース服からリメイク。
捨てる前にもうひと働きしてもらいます。
右の黒とグレーの靴下はパーカーからリメイク。
どちらも短丈のパーカーで、生地は良いのですが
腰が寒くて着る機会が少ないため、思い切って切断。
短丈のため生地の面積が少なく、1着につき1足しか作れませんでした。
これらはいわゆる「ルームソックス」で、ゆったりめに作っていますが
真ん中の小さめの靴下2足はタイトに作っています。
カットソーなど作った後の半端な残り生地がもったいなく、試作を兼ねて制作。
靴との摩擦ですぐダメになりそうですが、近所のスーパーに行くくらいなら問題ないです。

[クッションカバー]
カバーが痛んできていたのでボア生地で試しに作ってみたところ、
それまでの普通の?カバーより、当たり前ですが暖かい…!

こちらは年が明けてから作りましたが、サッカー生地のカバー。
夏にどうかな?と余っている生地で作ってみました。
白一色ではあまりに寂しいので周りにパイピング。
市販のバイアステープで綿紐をくるんで縫い付けました。
夏に良いかどうかですが、暑めの日に使うと普通に体の熱で暖かかったです…

[虫眼鏡カバー]
今回の展覧会作品制作の友、スタンドルーペ。
制作中ずっと「展覧会が終わったらカバーを作るぞ」と
なぜカバーを作るかというと、レンズの傷防止ではなく
光を集めて火事になったら怖いからです。
作品制作中はいちいち箱にしまうのが面倒で、紙などを被せていました。

レンズ部分は直径10cmくらい。
例によって不織布で試作。
入れ口はゴムにするつもりでした。

完成品。入れ口は紐になりました…

入れ口はゴムの方がつけ外しも楽なのですが、
傷防止も考えて内側をボア生地にしてしまったため
分厚くてゴムの力では締まらなかったのです…
このボア生地も前回のブログに書いたパーカーの残り生地です。

ここ数ヶ月は色々と忙しく、作りたいものは沢山あるけど手をつけられず。
布だけでなくタイル・粘土も試作中のものが溢れているので
今年後半は材料の山をできるだけ多く作品に変換していきたいです。<RK>
