先週、出張講習会に行って来ました。参加して下さったのは、日本ポルトガル協会の皆様です。こちらの講習会は毎年恒例となり、早いもので今年で3回目となりました。
ポルトガルと言えば「アズレージョ=タイル」。
スペイン同様、古くから沢山のタイル画が描かれ、青一色で絵付けされた緻密で美しいタイル画を、今でも教会の壁や駅舎の壁など、街の至るところで見ることができます。
今回のデザインは、ポルトガルの大航海時代の象徴である「帆船」と1700年代に流行したロココ調様式を重ね合わせた日本ポルトガル協会様オリジナルのものです。
3回フル参加のベテランの方から初めての方まで、20数名のたくさんの方にご参加いただき、和やかに楽しく絵付けしていただきました。
来年の2010年は日葡修好通商条約の調印から150周年にあたるそうです。それに合わせて様々な記念行事を準備されているようです。
タイル絵付け講習会でもこの節目の年に、日本とポルトガルの象徴を融合させた記念に残る作品を作りたい、とのこと。今から気合いが入っています。
私としても、スペインタイルだけでなく、ポルトガルタイルの歴史、文化に触れる事ができるのは大変勉強になります。