先月バレンシアで作って来た新しい専門コース「ベトナム雑貨の制作コース」が6月から始まります。前回のブログでご紹介できなかったものをいくつかご案内しますね。(大阪教室では現在見本を制作中です。夏には開講予定。)
●香炉
フタの部分は、液体状の白粘土を石膏型に入れて「鋳込み」で制作します。
バッチャン焼き風の素朴な色あい。中にはお香はもちろん、アロマオイルを垂らした素焼きのタイルを置いてもOK。
●絵皿「ハノイの風景」
ハノイの街にはカラフルな家が並んでいました。明るい太陽に照らされ、どの家も輝くようなパステルカラー。そんな街並を絵皿にしたものです。エンゴーベと顔料を混ぜてデコボコした線を作っていく新しい技法です。
●レリーフタイル「蓮の花」
ベトナムと言えば蓮の花。粘土をタイル状に切り出して、一輪の花を大胆に彫ってみましょう。彫った後は深い色合いが出る透明釉薬をかけて仕上げます。
●絵皿「田園の風景」
墨絵調の絵皿です。昔はこんな風景が広がっていたんでしょうね。マンガンで描きます。
2012年には次の専門コース「陶人形」の制作コースを作ろうかと思案しているところです。花瓶の形をベースにしその上に表情を作ってオリジナルの陶人形を作ります。どうぞお楽しみに!
そして来月のブログでは2012年の春に催行予定の「スペイン研修旅行」についてご案内します。<YF>