首都ダブリンにある2つの教会の床には、中世からの古いタイルが残されていました。とても綺麗だったのでご紹介します。
まずは聖パトリック大聖堂。アイルランド最大の教会です。中央通路には、主祭壇までぎっしり象眼タイルやレリーフタイルが敷き詰められています。
次にクライストチャーチ大聖堂。約1000年の歴史があるダブリン最古の教会だそう。ここの床にはさらにタイルが敷き詰められていました。めちゃくちゃテンション上がりますよ~。
教会には、2ユーロで床のタイルを説明した本まで売られていたので、一冊買いました。でも、まだ全然読んでません。。またゆっくり読んだ時には皆さんにあらためてご説明出来ればなぁ、と思ってます・・・。
では、いくつか写真でご紹介しましょう。今後の皆さんの制作の参考になれば幸いです。ちなみに、写真にあるレリーフタイル(表面に緑の釉薬をかけたようなタイプ)は14~16世紀のもので、象眼タイル(赤と白の2色の粘土で作られたタイプ)は19世紀のもの(19世紀に修復されたもの)のようです。
見て下さい、この床!すごいでしょ~。細長い人物?がなんかかわいい。。少し分かりづらい写真ですが、床にはぎっしりタイル画が。普通はみんな祭壇やステンドグラスを見てますが、私だけ、下(床)ばっかり見てました。きっとみなさんもそうなりますよね!
アイルランドは街中でタイル画を見ることはほとんどなく、陶芸の工房も小規模なものしかありませんが、次回は街中で唯一?見つけたタイル画や、ちょこっと買った陶器をご紹介しますね。お楽しみに。<MK>