「オールドキッチン7」の続きです。
今回がオールドキッチン最後の記事です。作ってきたものをどう配置したかご紹介していきます。
こちらはキッチンカウンターの下が見えるよう、手前のテーブルを外した写真。中央にキッチンストーブと煙突フード。フード周りにぐるっと棚を設けました。
ハウス内径は間口が縦21.5cm横30.4cm、奥行き20.4cmです。
俯瞰するとこんな感じです。
薪などが置いてある部分のレンガはほとんど見えなくなりましたが、気に入っています。
キッチンカウンター天板のタイルは、絵付けすると小物が目立たないので無地にしました。
左側の壁。キャビネットの上にも水差しなど置きます。
ニンニクは以前も書きましたが、やっぱり茎部分が太すぎですね。
その右隣にトマトソースがありますが、正面からはほぼ見えません。
同じくニンニクの下方にあるホウキ&チリトリ、バケツの横にある火バサミもまず見えません。
見えなくても必要だと思ったものは作らないと気が済まない性格なんですね…
右の壁。鍋が一つ抜けていますが、コンロで使われています。
あらためて今みると、鍋の底などは使っている感じに少し汚しても良かったですね。
でも料理人がいるような屋敷だとピカピカに磨かれているような気もします。
鍋棚の上にはキャニスター類を飾りました。
鍋の下に小机。場を賑やかにするフルーツを置きます。瓶はオリーブ漬けとニンニク漬け。そういえばフルーツやオリーブは一連の記事に書きませんでしたが、制作中の写真が無かったのです。
机の横にイスを配置し、皮むき途中のジャガイモを置きました。剥いた皮は机のボウルへ。
正面。フード上のいちばん目立つ所にラスター彩の飾り皿と水差しを。棚の右側に乾物(豆)の瓶。
キッチンカウンター。
実際のキッチンにこんなに物を置いたら使いづらいですが…
パンはカゴに入れて。小さいカゴには切ったパンが入っています。
水戻し中のひよこ豆、パエリアもここに。
木製キッチンツールは壷に立てます。壷の右下に黒い棒が見えますが、コンロの蓋に刺して開け閉めする道具で、見えませんが先にコンロの蓋がくっついています。
シンクには洗いかけのポロネギ。シンク下は調理道具置き場です。がんばって作った重ねボウルもこんなところにひっそりと。
オーブンではウズラの調理。左上で薪を燃やし、その下で灰を受けます。
カウンター上のコンロにも熱が回る仕組みですが、なかなか調べきれなくてこれが正しいのかは不明です。
テーブルを置くとオーブン部分はあまり見えなくなってしまいます。
小麦粉と卵と塩と蜂蜜と水で何かを制作中。
天板のサイズは15×7.5cmです。
右下に割れた小鉢がありますが、わざとです。制作中に割れたものを捨てずにおきました。
テーブルを入れた全景は1回目の記事でご覧下さい。
教室の展覧会に毎回ミニチュア作品を作ってきましたが、キッチンを作るのは一つの大きな山でした。タイルや陶器以外に作るものの種類が多く、制作に時間がかかるためなかなか手を付けられませんでした。
「オールドキッチン」の記事は今回で終了です。長々とお付き合いありがとうございました。<RK>