ゴヤとミロ

映画「ゴヤの名画と優しい泥棒」と展覧会「ミロ展ー日本を夢みて」に行ってきました。

先に感想を言ってしまいますが、どちらもめちゃめちゃ良かったです!

ゴヤもミロもスペインを代表する画家ですが、活躍していた時代も違えば作風も全く異なるふたりで関連性はないのですが、たまたま東京で同じタイミングでやっていたので続けて鑑賞してきました。

でも映画の方は、主役はゴヤの名画ではなく優しい泥棒の方です。舞台もスペインではなく、ロンドンナショナルギャラリー。実際にナショナルギャラリーからゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた1961年の事実に基づいて作られた作品です。

内容を説明してしまうとネタバレになってしまうのでこれ以上は書きませんが、「ノッティングヒルの恋人」(個人的に大好きな映画!)の監督、ロジャー・ミッシェルの遺作となった作品です。コミカルで、かつ心温まるとても素敵な作品でした!

ゴヤと言えばあまり知られていませんが、マドリードに亡骸が眠っているお墓とその隣に小さな礼拝堂があり、そこの天井フレスコ画はゴヤによって描かれたもので埋め尽くされています。私が2015年に訪れた時は「Museo de San Antonio de a Florida」という名前でしたが、現在は「Ermita de San Antonio de la Florida」となっていました。当時は自由に見学できましたが、現在は予約制で案内付きのツアーでの入館のようです。こじんまりとした礼拝堂ですが、見上げるとゴヤの作品!とても厳かでゴヤを独り占めした気分でした。館内は撮影禁止で写真はありませんが、ゴヤの銅像があったので記念にこれだけ撮りました。

ガイドブックにも載っていない超穴場の礼拝堂ですよ。

話が脱線してしまいましたが。。。

ミロの展覧会の方は現在渋谷の文化村ザ・ミュージアムで開催中です。

今回は130点以上の作品が集まっており、こんなにたくさんの作品を一度に観たのは、バルセロナのミロ美術館以来でした。日本ではほぼ初めての単独大規模展示ではないでしょうか?予約制で入館したにもかかわらず、すごい人混みでした。(と言ってもコロナ前の人の山と比べたら許容できるレベルですが…)

今展覧会ではミロの初期から晩年までのバラエティーに富んだ作品(絵画を中心に陶器、ブロンズ、絵巻物など)を堪能できます。

バルセロナのミロ美術館はモンジュイックの丘に建つ見晴らしの良いロケーションにあり、その立地を活かして野外に設置された様々なオブジェがユーモアいっぱいで当時はそれがとても印象的でした。(訪れたのは10年以上前のことで写真を見つけられませんでした。。。)

今回の展覧会では日本の浮世絵や巻物、書道に影響を受けて制作した作品や、日本の様々な民芸品のコレクションなども展示されており、今まで知らなかったミロの作品もたくさん見ることができて大満足でした。

コロナ禍で旅行に行けなくても、こうやって日本で体験・体感できる映画や展覧会の開催は本当に貴重でありがたいことですよね。私にとってアートは心のビタミン剤です!<KY>

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