私の友人の子供、Mちゃんはまだ幼稚園の年長さん。お絵描きや工作が大好きな女の子です。よく一緒に折り紙をしたり、シール遊びをしたりしているのですが、ついに「スペインタイルをやりたい！」と言い出しました。まだ幼稚園児だからどうかな？なんて思いながら体験させてみました。
驚くことに、彼女は自分で書いたデザインノートを持ってきて、それを見ながら絵付けし始めました。スポイトの使い方を教えたら、最初はすごく不思議なものを
見るような目で見ていたのですが、あっという間にコツをつかんだようでどんどん流し始めたのでした。これには本当にビックリ。なんと飲み込みの早い子なんだろう！！と関心するばかりでした。
色使いも素晴らしいのです。自分の好きな色が決まっていて、迷う事なく選び出していました。彼女はデザインを描いた時点でもうイメージができているんですね。これにはオトナの私も参りました。色選びってすごく難しいのに…。デザイン画と一緒にあるのは彼女が今ハマっている「アイロンビーズ」のコースターとバングル。プレゼントしてもらっちゃいました！
そして出来上がったタイル作品はこの3つ。(焼成前です)
夏休みに見たひまわりと花火をイメージしたそうです。ちっちゃなお花はペンダントにするそうです。そして最後にリクエストが。
「せんせい、キラキラを入れてください」
キラキラとは金色のアクリル絵の具のこと。色と色の境界線部分に金色の絵の具を塗ることです。私が作ったクリスマスオーナメントを見て「このキラキラ、私もやりたい！」と言ったのでした。見る視点が違うな、子供って。確かに自分が小さい頃も母のネックレスや広告チラシの宝石とか、キラキラ光ってるものが大好きだったっけ。
最後に私のキラキラはこちら。やっぱりオトナになってもキラキラは好きなのでした。＜KY＞
